薄桜鬼×裏語薄桜鬼

弐拾壱 ページ24

沖田ｓｉｄｅ

巡察をしていると人だかりがあった
人だかりの向こうには三人の浪士が転がっていた
そしてその浪士を縛っている少女

町人 「譲ちゃんすげぇなー」

子ども 「あのお姉ちゃんかっこいいよなー」

子ども 「だよな！！一人で三人の浪士倒しちゃうんだもんな！！」

沖田 「ふーん・・・面白い子見つけたかも」

町人たちの間を通って少女に近づくと町人が「新選組だー」と声をあげてしまい少女に気付かれたがすでに周りを囲んだので逃げられなかった

沖田 「これ、君がやったの？」

？ 「だから何？」

その少女は僕の殺気にも気にすることなく・・・逆に殺気を向けられた
僕に殺気を向けるなんてねｗｗ

沖田 「ふーん♪君には屯所に来てもらわなきゃね」

新選組の僕に殺気向けるなんて面白い子に決まってるからね
少女が逃げようとしたので腕を掴むと

？ 「キャーーー！何をするのですか！！」

沖田 「うるさいなぁ〜騒いでも誰も来てくれないよ？」

？ 「さあ？それはどうかしら？」

少女は笑う

沖田 「どういうこと・・・ったぁ」

まさか肘打ちをしてくるとわね
でも隊士に囲まれてるし、逃げられないよね♪
と思い逃げた方向をみると
赤髪の男らしき人物に腕を掴まれ町人の集団に飛び込んで行った

沖田 「まさか逃げられるとはねｗｗ土方さんに言ったら怒られるだろうな〜ｗｗｗ」

まっいっか

沖田 「ねぇ、この浪士たち連れて来てね」

隊士たちにそれだけいい
少女が去った方を見た

面白い子だったのになぁ〜

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