桜蘭高校ホスト部〜どうなる？〜双子が・・・

４４話「俺らの過去は・・・」 ページ49

紗和sinｄ

紗和「やっほー！みんなｗｗ」
環「やっほー・・・じゃあないぞ！！紗和」
紗和「殿、うるさい＾言＾」
環「なっ！うるさくなんか「環、少し黙れ話が進まん」鏡夜(-_-;)」
鏡夜「・・・で、聞かせてくれるんだよな？」
紗和「少しだけな」
鏡夜「まぁ、いいだろう」
紗和「じゃあ、ちゃんと聞いてろよ」

みんなが頷く

〜過去〜

これは僕らが、小さい時のことだ

A「お母さん！見て、綺麗な花を見つけたんだ」
母さん「あら、本当に綺麗なお花ね」
A「お母さんにプレゼントだよ」
紗和「お見まいに持って来たんだ」
母さん「そう、ありがとう」

俺らの母さんは体が弱くて、いつも部屋にこもっていたんだ

母さん「・・・」
A「どうしたの？お母さん？」
母さん「A、どうして男装してるの？」
A「お父さんがこの格好でいなさいって、将来のためだからって」
母さん「そう、父さんが(ボソッ)こんなに小さい子にこんな格好させるなんて」
紗和「メイドや執事達にも内緒なんだって」

そして、ある夜の日

A「紗和」
紗和「何？」
A「一緒にトイレ行こう」
紗和「怖いの？」
A「少し」
紗和「いいよ」

そして、僕らはトイレに行った
すると、途中に明るい部屋を見つけた

母さん「あなたはいったい、何を考えているの！？Aに男装をさせて！」
父さん「将来のためだ」
母さん「何が将来のため出すか！あの子を苦しめないでください！」
父さん「苦しめてなどいない」
母さん「あなたは、あの子を苦しめてるわ！」
父さん「なんだと！」
母さん「だって、そうじゃない！あの子の生活を未来を縛りつけてるじゃない」
父さん「なぜ、そうなる？」
母さん「あの子たちは、自分達が生きる道を自分で決めることが１番です」
父さん「それだと、私の後を誰が継ぐんだ！？」
母さん「それは、あの子たちが大きくなってからでいいじゃない！」
父さん「今のうちに、規則を身につけないと大変なんだぞ！」

父さん達が、喧嘩してたんだ

A「・・・お母さん達、俺のせいで喧嘩してるの？」
紗和「ち、違うよ！」
A「紗和。嘘つかないでよ」
紗和「A？」
A「俺なんか、居ない方がお母さん達はしあわせなんだ！！」
紗和「A！」

Aは、走って行ってしまった

父さん「誰か、いるのか！？」

４５話「暖かい」→←４３話「少しだけ、聞いてくれる？」

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