〔Ⅱ〕Iloveyou【Undertaleau】 (ページ19)

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ベリーページ19

部屋の外に出て、長い廊下を散歩気分で歩き出してかれこれ3分位

突き当たりまでは長いけど、3分もの時間があれば突き当たりまでつくらしい

｢ねぇねぇ、人間さん。Aって子知らないか？｣

｢ぇ？・・・私が、Aだけど・・・。｣

｢おぉ～っ！俺様はベリーなのだっ！よろしくなのだ人間さんっ！！｣

キラキラと目を輝かせ、ニコリと笑うベリー

｢ん゛ｯ。｣

｢・・・？どうしたのだぁ？｣

｢いや、なんでもないよ。気にしないでね。っと、ベリーは王族か貴族の子なのかな？｣

｢嗚呼っ！！王子様なのだぁっ！それでねそれでね！｣

私とベリーはほんのすこしの間会話をしていた

ベリーの国は、平和な国で犯罪も殆どない国らしい

その国で採れるフルーツはどれも絶品だとか

ベリーの好きなものとか・・・ベリーのお兄さんのお話とか

ベリーがとても楽しそうに話すので、時間がたつのもすっかり忘れて会話に夢中になっていた

気がつくと、もう30分も話していたらしい

立ち話をしてたので、足が少し痛い

でも、ベリーの話はとても面白かった

私が時間も忘れて夢中になってしまうほどに面白い話ばかり

どの話も飽きることは全くなくって、ずっと話していても飽きることはないだろう

｢じゃあ、俺様はインク達とお話があるから！またねっ！！｣

｢うんっ！またね！！｣

そうして、私はベリーと別れたのであった