Iloveyou 【Undertaleau】 (ページ8)

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騒がしいページ8

突然の大声に会場に居た人々はその声を出した主に視線を向けた

そこに居たのは黒いスケルトンと、そのスケルトンに抱き着く白いスケルトン

黒いスケルトンの周りには《error》という字が飛び交っている

｢酷いよえらぁあ。久々に会えたのに。｣

｢久々ってモ先週会ったばっかりダろ！？｣

二人は仲が悪いのだろうか

｢あの二人って貴族の子達よね？｣

｢あのお二人、仲が悪いことは噂になってたけど本当だなんて。｣

｢確か名前は・・・。｣

ひそひそとそんな会話が耳に入った

貴族・・・あ、嗚呼

あの家系のところか

確か数年前に片方と契約結んだ気がする

にしても騒がしいなぁ

｢お前らー、いい加減喧嘩はよせ。人前ってのになぁ。｣

やれやれっというような仕種を見せるナイトメア

｢あ、ナイトメアじゃんか。にしても招待されたんだね。ま、その様子じゃ無理矢理ってところだろうけど。｣

｢ん、ナイトメア久しブりだな。半年ぶりだったっケ？にしてもお前が人間と親しいなんて。それも此処の国のプリンセスだし。｣

あれ？ナイトメアって人間とあんまり親しくないんだ

｢あ、始めましてプリンセス！いや、Aちゃんかな？僕はインク。よろしくね。｣

ﾁｭｯ

リップ音がした気がする

気のせい・・・？？

｢あー！抜け駆けしやがったこいつ！！｣

｢あはは・・・にしてもインク、そういうのは初対面の女の子にすることじゃない気がするよ・・・。｣

｢口じゃないからって流石に・・・な。｣

｢お前ある意味最低だぞー。｣

｢そーだそーだー。｣

私はやっと理解した

彼は、いや、インクは私の手の甲にキスをしたのだろう

インクのした行為にブーイングをする者が現れる

｢俺エラーな。接触恐怖症だから触るな。｣

インクに対するブーイングが起こる中どさくさに紛れて私にそう言う彼

｢え、あー、うん。｣

せっ接触恐怖症・・・

触ったりするのが嫌なんだ

会場は、ある意味で賑やかになった

辺りが暗くなった

停電？っと辺りは騒ぎ出す

そろそろ出番か

そして、舞台の中央に光が灯った

急な明かりに皆が目を細める

｢姫様、こっちこっち。｣

メイドが私に手招きをした

そして私は舞台の裏側からスタンバイをする

そして、私の出番になった