無口な少女のシェアハウス【歌/い/手】

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今日は失踪して2ヶ月ですね！(ごめんなさい

(う...ん..?)

夢から現実へと戻ると頭のくらくらとすこしの疲労感に見舞われた

目を開けるとふかふかのベッドと恋人の布団がいてる愛しい自室...ではなくリビング

気だるげな体を起こし時計を見る

(9時30分...センラさんとそらるさんとうらたさんがいない..か)

周りを見渡すと昨日はしゃぎまくってた人達が雑魚寝していた

(まだ眠いし二度寝するか...いやでもキッチンから美味しそうな匂いが)

美味しいものには逆らえない
寝起きで言うことを聞かないからだを起こしてキッチンへを向かうと

そらうらの不仲コンビが静かに朝食を作っていた

『おはようございます』

「おはようたぬき」

「おはようはんぺん」

声をかけるとうらたさんはキラキラと輝く笑顔でこっちを向いた
これが俗に言う営業スマイルなのか?見習うべきだ
そらるさんは眠そうな顔でゆっくりと返事をした

これが人間国宝



『何作ってんですか?』

「トーストだよー」

「もうすぐ出来ると思うから歯磨きしてきなさい」

お母さんやんこの人..

「雑魚寝してる奴らは俺らが起こすから」

『大分助かります』

『それじゃシャワー浴びますんでので後はよろしくお願いします』

ノロノロとした足つきでシャワールームへと向かった


「おい聞いたかシャワーだってよ」

「うらたくん下ネタＮＧじゃなかたっけ..」

「放送の時だけですええ」

ガッツポーズしていた2人であった

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