私の奮闘日記(土方歳三) 4 ページ22
「うちの学校は菓子を持ち込むのは禁止だ！堂々と持ってくんな！これは没収する！」
ひょいっと私の手からクッキーが入った袋が消える。そして見えるのは土方先生の背中。小さく胸の前でガッツポーズ。
「貰ってもらえた！」
「...あれは貰ってもらえたというのか？」
後ろで斎藤くんが言う。
「それを土方先生が食べたなら貰ってもらえたって言うんじゃない？昼休みに見に行こうよ。てか、風紀委員のはじめくんがあのお菓子を取り上げなかったのにびっくり。」
...確かに。私が斎藤くんを見ると、応援すると言ったからな。俺は何も見ていないし、知らない。と悪戯っぽく笑ってきた。
昼になり、斎藤くんは風紀委員の仕事をしに行ったので、沖田くんと国語研究室にいく。
「トントン。失礼しまーす。」
口で全部言って、いや言いながら沖田くんはドアを開ける。
「総司！ノックは手でしやがれ！それと返事がないのに入るんじゃねぇよ！」
「うわ、ここの研究室、僕の知らない間に随分かわりましたね！」
沖田くん先生の話完璧に無視してる...。でも、わ、確かに！先生の部屋、取り上げられた私の私物がいっぱい！
「生徒からの没収品だ。１週間たったら取りに来いと言ってんのに来やしねぇ。」
あ、忘れてた。でもここに私の物がなくなっちゃうのは寂しいかも...。
「あれ、これは先生の趣味ですか？こんなのに興味があるなんて僕知らなかったなぁ。」
沖田くんが持っているもの...それは例の...
「俺のじゃねぇ！こいつのだ！持って帰りやがれ！」
...メイド服。
「へぇ...着てみてよ。Aちゃん。」
「家に帰ってやれ！」
今日も鬼教頭は健全。...かっこいい！
「おい、聞いてんのか？！持って帰れ！...たくお前ら何しにきたんだ？...二人揃って嫌がらせに来たのか？」
嫌がらせだなんてとんでもないです！...あ。
「沖田くん、邪魔しちゃいけないし、帰ろ！失礼しました。」
沖田くんの背中を押していく。いきなりどうしたって？...気づいちゃったんだ。
「お前らちゃんと進路志望出せよ。...っだからこの服持っていけ！おい、聞いてんのか？！」
先生の口のところにクッキーの粉がついてたことに。これは私だけの秘密にしちゃおう。
教室に戻ると進路志望の紙を取り出す。大学進学...する。志望、薄桜大学。将来の夢...なんだろ？何がいいかな...んー思いつかない。あ！
『土方先生のお嫁さん』これ以外...有り得ないよね♪
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雛月のえる(プロフ) - いえいえw書いて貰うのに急かすのは性に合いませんのでw先に斎藤ようこちゃんさんのリクを優先しても構いませんので!!更新頑張れー (2015年1月13日 15時) (
レス) id: b493613181 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 私の方こそありがとうございます〜。いつも楽しみです。♪ (2015年1月13日 8時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
リリーラテ(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» そう言って頂けて嬉しいです！コメントいつもありがとうございます♪ (2015年1月13日 8時) (レス) id: 08492bea53 (このIDを非表示/違反報告)
リリーラテ(プロフ) - 雛月のえるさん» ありがとうございます！どのくらいお時間いただくことになるか分かりませんが、よろしくお願いします！m(_ _)m (2015年1月13日 8時) (レス) id: 08492bea53 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 斎藤さん最高です。 (2015年1月13日 8時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリーラテ | 作成日時：2014年10月9日 19時
