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「平助！あんたは何故空気を読むことができないのか！」
「あーあ。平助が大きな声で言うから…。これは本当に付き合わなきゃまずいんじゃない？」
まさか沖田先輩、これを狙っていたとか？
平助くんが大きな声出すことが分かってたはずなのに…
「っ！そ、それは…」
斎藤先輩が困ってる。
なんか鳩尾あたりがぐっとした。
先輩…そんなに嫌ならこんなことしないでよ。
先輩が真面目で本気で演劇のために私といるのは分かっているけど、世間はそんな目では見てくれないんだよ？
勘違いされてもおかしくないことしてるんだって、分かってほしい。
色恋沙汰に疎いことはよく知ってるけど、さすがに…
でもどうにかしないと...先輩困ってるみたいだし。
「平助くんったら勘違いしないでよー！付き合ってるわけないじゃん！それに...私今絶賛片想い中なんだー！」
大きな声で言う。
周りからは斎藤様と付き合ってるわけじゃないんだーよかったーとかざわざわ聞こえてくる。
痛い...心が...。
でもまだ我慢。
私は女優なんだって自分自身に思い込ませて少し照れたように笑う。
休憩時間終了五分前のチャイムがなり、ばらばらと人が帰っていく。
私たちも帰ろうとしたら、沖田先輩が私の腕を掴んで迫ってきた。
「なんであんなこと言ったのさっ？！」
「そんなこと言われても...斎藤先輩困っていらっしゃったから。先輩、もう私に協力してくださらなくていいですよ？素敵な思い出もできたし、もう十分です。」
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リリーラテ(プロフ) - たん*＊さん» ありがとうございます！もうしばらくお待ちください(＞＜) (2014年10月11日 20時) (
レス) id: 08492bea53 (このIDを非表示/違反報告)
たん*＊(プロフ) - 続編楽しみにしてます！ (2014年10月10日 21時) (レス) id: f54064ce5a (このIDを非表示/違反報告)
美暁(プロフ) - リリーラテさん» 応援しております！ (2014年10月8日 13時) (レス) id: 79aadb05da (このIDを非表示/違反報告)
リリーラテ(プロフ) - 玲音さん» ありがとうございます！続編頑張りますのでよろしくお願いしますm(_ _)m (2014年10月8日 7時) (レス) id: 08492bea53 (このIDを非表示/違反報告)
リリーラテ(プロフ) - 美暁さん» いつもコメントありがとうございます(＞＜)続編もよろしくお願いします！ (2014年10月8日 7時) (レス) id: 08492bea53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリーラテ | 作成日時：2014年9月2日 14時
