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平日だと言うのに何故自分はカゲさんとお好み焼きを食べてるのだろう。


「どうだ、学校サボんの楽しいだろ。」


ニタリと笑う影浦に曖昧に頷いて焼きあがったお好み焼きを口に運ぶ。何故こうなったのか、それは今朝に遡る。
面倒くさそうに頭をガシガシと掻いた影浦は、小さく息を吐いてAの方へ振り向いた。そして一言。「今日、学校サボんぞ」と。思わず間抜けな顔になった自分は決して悪くないはずだ。ポカンとしてればあれよあれよという間に外へ連れ出された。そして今に至る。


「朝からお好み焼きってのも…」
「何だ、文句か?」
「いや、そういう訳じゃないけど。」


そう返してもう一口。何だかんだ手は止まらない。


「いらっしゃいAちゃん!ウチに来るの久しぶりじゃない?」
「あぁ、確かに。そうですね。」


ニコニコと笑いながらお水を足してくれた影浦の母親に乾いた笑みを返す。影浦が早く戻れよと視線を向ければ彼女は依然ニコニコと笑って去っていった。


「A、お前どっか行きてぇとこねぇの?」
「特に。」


突然振られた質問の意図を何となく察してしまった。今朝から影浦からは自分を気遣う声が聞こえてる。それで、影浦もAから感じる少しの気まずさに気付いてる筈だ。互いに顔には出ないが、Aから刺さる感情は影浦にとって不快な類に入るだろう。


「ねぇならゲーセンにでも行くぞ。」
「え、」


そう言ってから影浦は「早く食っちまえ」と急かした。

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はな(プロフ) - レモン味のかき氷さん» コメントありがとうございます!嬉しいお言葉…✨鳩原先輩関係の人主人公にした面白いんじゃね?っていうノリで作っちゃいました笑 原作でも謎多き、って感じなのでめちゃくちゃ捏造しまくると思いますが、これからも面白いと思っていただけるよう頑張ります! (2022年6月5日 18時) (レス) id: 906e49b810 (このIDを非表示/違反報告)
レモン味のかき氷(プロフ) - コメント失礼します!最初に、この作品の発想から凄いです!!同じ作者として、予想できない展開等あったので、時には楽しんだり、時には衝撃を受けました!リアルの方でお忙しいと思いますが…更新頑張ってください💪🔥 (2022年6月5日 16時) (レス) @page4 id: e6207c7e03 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はな | 作成日時:2022年6月4日 18時

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