今日も絶賛猫かぶり

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え？その後どうなったかって？





単刀直入に言おう，Aは残業することになった





三日間で作った資料をたった3時間で気合で頑張って作ったとのこと






隣の席の若山牧水曰く，半径5メートル以内に入ったらカミソリで滅多刺しにそれそうなオーラを出しながら【タイムカードと金は裏切らないタイムカードと金は裏切らないタイムカードとお金は(以下略】とつぶやきながら予備のPCとにらめっこしてたらしい






ん？今回の物事の元凶，白風美鈴からの謝罪？あるわけないに決まってるだろう





脳みそお花畑野郎にはどうやら自分が悪いと言う考えはなかったらしい






A自身のスーツがダメになったと言うのに，罪悪感を湧かない彼女の頭は本当におかしい。
まぁ予備のスーツがあっのが不幸中の幸いだが…






自分のビジュアルと萌えボに救われたな白風






『マジで…あのクソアマ殺す！！』






なんていう噂をしているうちに……






でも誰もいなくなってった事務所の中でAは叫ぶ







『あ”ーまじで疲れた目が痛い腰が痛い心が痛い』






呪いのように何かをぶつぶつつぶやきながらタイムカードをきる







『これで今月の給料が増えてなかったらこんな所止めてやる…』







本来なら疲れのせいの千鳥足で自分の家に帰るのだが，今の彼女にはそーゆー気力がないようだ






『あーー本当に最近…うまくいかない…』






じわっ…と熱いものが込み上げる






『もう…やだ…なんで私ばかり苦労して…！あいつだけでそんな…』






する…と顔布の紐を丁寧に解き，涙を拭く






『こんなって……！』






“理不尽だ”







『………はぁ，もう本当にいやだ』







そう呟いた瞬間，Aは眠気に襲われた






どうやらもう色々と限界だ







『そろそろ帰らないと…』







そう帽子を被りながら立ち上がった瞬間







『うわっ…！』







疲れのせいでうまく立ち上がれなくてそのまま椅子に倒れ込むように座り込む







帽子も顔を覆い隠すかのよう







『ぁ…』







そのせいで視界が真っ暗になってさらに眠気が襲いこむ







この呟きを最後にAは深い眠りについた

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