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ページ42

『えぇと,私はこういう時は……あ,佐賀美先生丁度いいところに!椚先生がおそらく未確認ウィルスの感染者に!』





佐「くっ……wwwおいおい,一体何をしたんだよあきやんw」





『あき…やん?』





椚「ちょっと佐賀美先生!生徒の前でその呼び方は辞めてください!」






『とりあえず今すぐ椚先生を見てくだs……も,もしや偽物……いや幻覚?そもそもおかしい,おかしすぎる…私の企画書がこんなにすんなり通ること自体がおかしい……あそっか夢か,私がこんなに普通の人よりすんなり通ることができないし……あ,そうだ。この窓から飛び降りたら夢h』





椚「ちょっと佐賀美先生,今すぐこの子を止めてください!」





_____________________




『え?夢じゃなくて現実……?私,もしかして今日が命日?』





佐「おいおい,いったいこいつに何を言ったんだよ?」





椚「何って……お疲れ様でしたって言って頭を撫でただけで……」





佐「特に変な事はしてないな……おい雲類鷲,さっきは一体どうしたんだよ?」





とある個室に場所を移し,パイプ椅子の上でちょこんと座りながらAは無表情で首をかしげる




『え?いやいや大有りですよ,だってこの椚先生が頭を撫でたんですよ?おかしくないですか?普通なら優等生の小鳥遊さんや村雨さん(表上の)にだけするんじゃないんですか?なのにこんな私にするって…椚先生,寝不足すぎてついに血迷いました?(笑)』




椚「あなたには言われたくありません,そしてあなたは私のことをなんだと思っているんです?」





『雲類鷲Aという劣等生を嫌っている教師』





佐「待て,そもそもお前は自分のことをなんだと思っている?」





『え?今更ですね〜







そこら辺に転がっている可燃ゴミにもなれない社会のお荷物』




そういうとAはすん,と真顔に戻ってさっきまで無理矢理入れていた目の光をなくす




佐「あきやん……お前が最近説教しすぎたせいで自己肯定感が前よりも低くなってないか?」





椚「たしかに最近は彼女に説教し過ぎたのかもしれませんけど…」





二人とも小さい声で言ったつもりだろうがAの耳にはしっかりと入っていた





『別にあなた方のせいではありませんよ。全部私のせいですから……そう……全部私のせい……(村雨は絶対に許さん)』





そう言って無意識に爪を噛むAを見た教師二人はすぐにかける言葉を見つけられなかった

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氷菜(プロフ) - もう。ほんとに…好きです。 (2022年6月28日 22時) (レス) @page45 id: 8b044b97dc (このIDを非表示/違反報告)
来夢(プロフ) - とっても読みたかった感じの作品で一気に読んでしまいました。無理のないように、更新頑張ってください。更新楽しみに待ってます。 (2022年6月7日 17時) (レス) @page3 id: ddf2d23ccd (このIDを非表示/違反報告)
珀琥(プロフ) - 一気に読める素敵な作品でした!こういうタイプの夢主ちゃんの小説読むのすごい好きです。更新大変かとは思いますが、頑張ってください!応援してます! (2022年5月23日 23時) (レス) @page34 id: 8db741d522 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨曇り侑 | 作成日時:2022年4月18日 21時

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