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アルミンに強く言い放たれ、リリアは唇を噛み締めそっぽを向いた。
「何よっ…皆してAの味方なわけ？何も悪いことしてないじゃない。」
「なっ…！てめぇっ…いい加減にっ…」
ジャンが立ち上がりもう一言怒りの言葉を投げかけようとした時＿＿ 。
「おい、てめぇら何騒いでやがる。」
低い恐ろしいくらいの声音が耳に響く。
この声…知ってる。
心臓が慌ただしくなり顔を上げて見てみれば、案の定兵長が腕を組みこちらを強く睨み付けていた。
「っ！リヴァイ兵長…！？」
「ここは食堂だ。あまり騒ぎ立てるんじゃねぇ。喧嘩したけりゃ外でやれ。」
「す、すみません。」
エレンとジャンが渋々謝るとリリアは席を立ち兵長の元へと走っていった。
「リヴァイ兵長っ！ごめんなさい…ちょっと言い合いになってただけなの…。」
さっきの態度は何処へやら…兵長の腕を掴み泣きそうな顔をして言うリリア。
そんな姿を見て兵長は少し顔付きが和らぎポンと頭を撫でる。
「そうか。これからは気を付けろ。」
優しい表情をする兵長に私は胸が痛いくらいになって…堪らなく私は無言で背を向け走り出す。
「Aっ…！」
ミカサが背後から呼ぶけれどそれ所じゃない。
あの場に居るのが辛すぎて…
食堂を出てある程度通路を走り、壁際に行くと目から耐えきれなかった雫が頬を伝って地面に落ちていく。
「っ…ふっ…ぅぅ…」
兵長…本当にリリアのこと大切で好きなんだ…
あんな表情を向けるんだもん…当たり前だ…
本当に…リリアの言う通りアピールをもっとすれば良かった。
そしたらこんなに苦しまずにすんだかもしれないのにっ…。
泣き声を上げないように口元を抑えズルズルと地面へと座り込む。
諦めなきゃいけない、想ってはいけない人。
もうあの二人を祝福してあげなきゃいけない。
わかってるはずなのに…心がズキズキと傷んで苦しい。
結婚式…行きたくないなぁ…。
でも…結婚式行ったらこの想いにケジメを付けられるかな…？
もしケジメをつけられなかったら…私はいつまでこの想いから抜けられる日が来るんだろう。
そんなことを思いながら肩を竦めて気が済むまで泣いた＿＿＿＿ 。
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ミント(プロフ) - 〇〇さん» コメントありがとうございます！甘く溶かされて…は別サイトで続きを書いています。別サイトはボードやメッセージ等で教えます(><) (2023年3月15日 17時) (
レス) @page29 id: 55ce47ac11 (このIDを非表示/違反報告)
〇〇 - 甘く溶かされて…のやつはいつでしょうか (2023年3月15日 12時) (レス) @page29 id: f0ee455632 (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - Pppppさん» 遅くなってしまいすみません。ピンク編のですね！まだ執筆中でしてもう少ししたら公開する予定なので少々待って頂けたら嬉しいです(><) (2021年2月18日 0時) (レス) id: 1aff05f247 (このIDを非表示/違反報告)
Ppppp(プロフ) - ミントさん» ハンジの妹が…のピンクのやつです！お早い返事ありがとうございます。 (2021年2月17日 1時) (レス) id: efeec4cc5d (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - Pppppさん» はじめまして！コメントありがとうございます。パスワードの掛かってる小説ですがどの小説のパスワードでしょうか？題名を教えて頂けると嬉しいです！ (2021年2月17日 1時) (レス) id: 1aff05f247 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆ミント☆ | 作者ホームページ：http://s.ameblo.jp/mnto09
作成日時：2020年5月9日 11時
