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______ .....





結婚式当日。



私は気が重くてベッドから降りれないでいた。



まだ時間があるけど…やっぱり…行きたくないよ…


幸せそうな二人を見るのが今の私には辛い。


笑顔で居られる自信が無い。


ギュッとシーツを握りしめているとコンコンと扉をノックされた。


誰だろ…?


「はい…」

「A?俺、ジャンだけど入ってもいいか?」


ジャン!


「いいよ…!」


返事を返すとガチャとドアノブが引かれドアが開き見てみればジャンとエレン、ミカサ、アルミンが部屋の中に入ってきた。


「え…皆…なんで…」

「何でって、そりゃ心配だったから来たに決まってんだろ。」


エレンが困ったように微笑み言う。


ミカサも私の顔を見るなり近づいてきて抱き締めてきた。


「っ…!ミカサ…?」

「っ…あの時、私っ…追いかけられなくてごめんなさい…。一人で辛い思いをさせた…。A…私は貴方の味方。だから何でも言って欲しい。」


ギュッと強く抱き締められミカサの温かい言葉に目頭がジンっと熱くなる。


「っ…ミカサっ…」


背中に手を回し私も抱き締め返す。


するとジャンがそんな私を見てそっと口を開いた。


「…なぁ、A。結婚式行かねぇか?」


ピクっと肩が揺れる。


ミカサから体を離しジャンを見ると何時ものふざけた感じではなく真剣な顔付きでこちらを見ていた。


「っ…でも…っ…」

「気持ちは分からなくもねぇけどさ、やっぱいつかはケジメつけねーとA自身も辛いだろ。」

「っ…!」


確かにその通りだ。いつまでも想いを引き摺っちゃいけない。


わかっているのに…。


黙っているとエレンが私の側に来て頭を撫でてきた。


「!…エレン…」

「…辛いよな。好きな人が結婚するのは…。だけどA、もうそろそろ前に進んでみてもいいんじゃねぇかって思うんだ。なんか見てて…俺、辛いんだ。Aが辛そうな顔しているのが…だから…前に進まねぇか?」


優しく私の気持ちを汲み取りながらも背中を押してくるエレン。


アルミンもそれを聞いて微笑みながら私に言う。


「すぐには無理なのは分かってる。少しずつ一歩進めたらいいと思うんだ。それにAは一人じゃない、僕等がいる。辛い時は一緒に今までみたいに乗り越えていこう?」

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ミント(プロフ) - 〇〇さん» コメントありがとうございます!甘く溶かされて…は別サイトで続きを書いています。別サイトはボードやメッセージ等で教えます(><) (2023年3月15日 17時) (レス) @page29 id: 55ce47ac11 (このIDを非表示/違反報告)
〇〇 - 甘く溶かされて…のやつはいつでしょうか (2023年3月15日 12時) (レス) @page29 id: f0ee455632 (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - Pppppさん» 遅くなってしまいすみません。ピンク編のですね!まだ執筆中でしてもう少ししたら公開する予定なので少々待って頂けたら嬉しいです(><) (2021年2月18日 0時) (レス) id: 1aff05f247 (このIDを非表示/違反報告)
Ppppp(プロフ) - ミントさん» ハンジの妹が…のピンクのやつです!お早い返事ありがとうございます。 (2021年2月17日 1時) (レス) id: efeec4cc5d (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - Pppppさん» はじめまして!コメントありがとうございます。パスワードの掛かってる小説ですがどの小説のパスワードでしょうか?題名を教えて頂けると嬉しいです! (2021年2月17日 1時) (レス) id: 1aff05f247 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:☆ミント☆ | 作者ホームページ:http://s.ameblo.jp/mnto09  
作成日時:2020年5月9日 11時

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