旋律63 ページ3
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―リ「...俺にはわかる、コイツは本物の化物だ。巨人の力とは無関係にな...」
あ「へい、ちょう...?」
リ「どんなに力で押さえようとも、どんな檻に閉じ込めようとも、コイツの意識を服従させることは誰にもできない。」
誰にも、できない...
私はエレンを見つめた。
...確かに言う通りだ。
エレンの思いを止めることは...きっと誰にもできない。
それに...止める権利なんて、私たちにはないような気もする。
だけど...
今やるべきじゃない...
だって、兵長が考えてること...わかる気がするから。
リ「エレン、お前と俺たちの判断の相違は経験則に基づくものだ。
だがな、そんなもんは当てにしなくていい。」
リヴァイ兵長がエレンに話し出した。
リ「選べ。自分を信じるか、俺やこの調査兵団組織を信じるか。
俺にはわからない、ずっとそうだ。自分の力を信じても、仲間の選択を信じても、結果は誰にもわからなかった。」
そう、だったんだ...
きっと...兵長は、調査兵団に入っていろんな思いをしたんだ。
仲間を失った絶望感、悲しさ...だから...
あ「...」
リ「だから、まあせいぜい悔いの残らない方法を自分で選べ。」
リヴァイ兵長は馬で駆けながら、エレンにそう言った。
悔いの残らない方法...か。
私はなぜか、エレンが調査兵団に入って間もない頃を思い出した。
エレン...最初みんなに信頼されてなかったよね。
信頼というか、怖がられてた。
私はエレンのこと信じてたし、怖くなかった。
兵長も、エレンのことは怖がってなかった。
エレンはまだ巨人化をうまくコントロールできない。
実験の時できなかったのに...ティースプーンを拾おうとした時に右手だけ巨人化して...
その途端、ペトラさん、オルオさん、エルドさん、グンタさんの表情が豹変した。
落ち着いているのは、私とリヴァイ兵長だけだった。
だけどそのあと、ハンジさんの話を聞いて、みんなエレンのことを分かってくれた。
そのささいな代償として、私とリヴァイ兵長、ハンジさん以外の人が自分の手を噛んだっけ...
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紗也(プロフ) - たぶんわかりにくいので間違えてしまう人多いと思います(^_^;)ありがとうございます、お互いに気をつけましょうね (2013年11月18日 8時) (
レス) id: dff8c9f04c (このIDを非表示/違反報告)
†ikaruga†(プロフ) - おはようございます。そうだったんですね、覚えておきます。紗也さんも体壊さない程度に小説頑張ってくださいね、楽しみにしています。 (2013年11月18日 7時) (レス) id: 285e2a7b25 (このIDを非表示/違反報告)
紗也(プロフ) - †ikaruga†さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです（*^_^*） あと、旋律を『メロディー』と読ませて初恋の旋律という作品です(^_^;)分かりにくくてすみません (2013年11月18日 7時) (レス) id: 9c284d8008 (このIDを非表示/違反報告)
†ikaruga†(プロフ) - 旋律のメロディーすごく良かったです。もう言葉にならないくらい凄かった、これからも応援します。次も楽しみにしてます。 (2013年11月18日 2時) (レス) id: 18b2143013 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也
| 作成日時：2013年11月17日 14時
