Pretty man♪21 ページ23
先生「保護者の方は、子供さんの隣にお座りください」
ガタッ
カネキ「…随分手がこってるね…」
隣に腰掛けたカネキさんが、そっと耳打ちする。
「そうっすね…」
ていうかさっきから…
お母さん方のカネキさんを見る目がヤバイッ…←
母「ちょっと…Aくんのお父さん、若いわね…」
母「えぇ、それに…イケメン!」
母「童顔なのが似てますね」
童顔で悪かったな←
「あの…カネキさん。視線とか感じませんか」
カネキ「え?全然」
「あ、そうですか」←
ダメだコイツ早く何とかしないと←
先生「えー…お子さん達も高校生ですしね。生まれるまでの経緯や、その名前をつけた理由を話し合って頂きたい…そして最後に、お子さんからのサプライズがあります!」
室内がどよめく。
サプライズって何。知らないんだけど
「り、涼介…!サプライズって何…?」
斜め前にいる涼介の服を引っ張る。
涼「あ〜。何かな、感謝の気持ちを伝えるとか…」
はい来たー。
「うわ…ありがち((カネキ「A」…はい」
ドスの聞いた声で遮られ、体がビクリとした。
カネキ「先生の話聞いてなきゃダメでしょ」
………?
「はい…?ごめんなさい」
よく分からないので、一応謝罪を口にする。
涼「………」
カネキ「…………」
何故か二人が睨みあっているが、やっぱり人の気持ちは分からないものである。
先生「では、交流を初めてください!」
先生の合図で、ザワザワと教室が騒ぎ出す。
俺たちも何か喋らなきゃ…
「パパ。どうして俺は生まれたの」
カネキ「それを話すとなると規制がかかっちゃうからいけません」←
「え〜…じゃぁ、こんな子供、いて嬉しい?」
わりと真剣に聞いてみた。いつもお世話になってるから邪魔なんじゃないか、って。
でもやっぱり俺のパパは優しいから。
カネキ「うん。嬉しい…ずっと一緒にいたい」
カネキさんは照れたようにはにかんで、頬をかいた。
「………俺も、パパとずっと一緒がいい…」
そう言って、カネキさんの腕にすり寄った。
普段ならこんなこと言わないはずなのに、しないはずなのに。
でも、今日は私のパパなんだよね…?
じゃぁ、ちょっとくらい…甘えてもいいよね……?パパ。
カネキ「……… ッ//」
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るうなし(プロフ) - あれ?.......何か花から赤い液体が....... (2019年8月8日 13時) (レス) id: ecfcc4e1dd (このIDを非表示/違反報告)
澪 - あー、1番好きかもしれない(笑)あまり暗くないのが良いですね。 (2016年10月4日 5時) (レス) id: d9764b4d01 (このIDを非表示/違反報告)
咲音 - その文才下さい…(´д`) (2016年1月7日 17時) (レス) id: c575ca31a8 (このIDを非表示/違反報告)
星望(プロフ) - 面白かったです(≧▽≦)ドキドキでした♪ (2015年11月30日 20時) (レス) id: 97e9cbfdc0 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - ウタさんだぁぁぁぁぁあ!!( ☆∀☆)作者様々ですぅ~( TДT)頑張ってください! (2015年4月9日 1時) (レス) id: 257f924beb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:駿浬 | 作成日時:2015年2月20日 17時