Pretty man♭17 ページ19
先生「お知らせの紙を今から配るぞ〜!」
長ったらしい授業も終わって、HR。
普段なら、お知らせの紙なんぞ配らない先生が珍しく真面目に配り始めた。
俺は最後尾なので回ってくるのが遅い。
やっと回ってきたその紙には、
『親子ふれあい授業』
「………小学生?」
涼「それ俺も思ったw」
斜め前の席の涼介が体を傾け、こちらを向いた。
何だふれあいって。そんなもの必要ないしそれに呼べる人なんて……
『A、また明日もおいで』
「……………」
カネキさんか…言ってみる価値はあるかも
________
カネキ「親子ふれあい授業?」
「はい。『仕事』があるようでしたら他を当たるのでお気になさらず」
グイッと手元にあるグラスを一気に空にした。入っていたオレンジジュースは乾いていた喉を癒すように潤していく。
カネキさんは懐かしそうにその紙を眺めた。
月山「A…僕が行ってあげよう。父親としてでなく…フィアンセとして!!」
「うるさいです月山さん。死んでください」
カネキさんの隣に座っていた月山さんが、調子に乗っているのか脚を組直し指先を俺に向けて見せた。
月山「フゥン…?照れているのかい?だが!僕はそんな君を((カネキ「いいよ。僕でよければ行こうか」………oh」
カネキさん、月山さんの脚を踏んでるのかな…ギチギチ音がするんだけど←
「ありがとうございます。えっと…1時から昼休みなので、それまでに受付を済ませてくださるといいかと…」
カネキ「うん、分かった。駅の近くの高校だよね?」
「はい。お願いします」
一礼して顔をあげると、いつもの優しいカネキさんの笑顔がそこにあった。
「……?」
カネキ「じゃぁ、明日はAのお父さんかな?」
「若すぎるかな?ハハ……」と苦笑するカネキさん。
……お父さん…。
お父さん…か。
「ふふ…そうですね。カネキさんは元から俺の自慢のお父さんです」
カネキさんは優しく、頭を撫でてくれた。
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るうなし(プロフ) - あれ?.......何か花から赤い液体が....... (2019年8月8日 13時) (レス) id: ecfcc4e1dd (このIDを非表示/違反報告)
澪 - あー、1番好きかもしれない(笑)あまり暗くないのが良いですね。 (2016年10月4日 5時) (レス) id: d9764b4d01 (このIDを非表示/違反報告)
咲音 - その文才下さい…(´д`) (2016年1月7日 17時) (レス) id: c575ca31a8 (このIDを非表示/違反報告)
星望(プロフ) - 面白かったです(≧▽≦)ドキドキでした♪ (2015年11月30日 20時) (レス) id: 97e9cbfdc0 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - ウタさんだぁぁぁぁぁあ!!( ☆∀☆)作者様々ですぅ~( TДT)頑張ってください! (2015年4月9日 1時) (レス) id: 257f924beb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:駿浬 | 作成日時:2015年2月20日 17時