レン君拾ったんだけど………。(仮)

８．はじまり ページ8

真剣なまなざしでそう言った私に、彼は表情を変えないまま、ただ茫然としていた。

　
「・・・・ますたー？・・・ぼくの？」

　

驚いてるのか状況を呑み込めてないのか・・・


それともどっちも？

　
くりくりの大きな目を見開いて言った。


　

「そうだよ。私は、君を助けてあげたい…。だから、私が、君の新しい“マスター”ってゆう存在になりたいなって…」

　

「マスター・・・僕の、新しいマスター・・」

　

漠然と言葉をかみしめる彼をじっと見守った。

　

「・・・ダメ・・・かな？」


　

またうつむいていた男の子は、私を見上げて、

　

「・・・ううん、とっても、うれしい・・・えへへっ」

　


やわらかい笑顔だった。

　

天使の笑顔ってこうゆうものだろうか？


なんてね笑

　

　
私は彼のその言葉と笑顔にパッと顔を輝かせる。
　


「本当！？やった、あたしもうれしい！ありがとう＾＾」


　
「ぼ、僕も…っ、お姉さんと一緒にいれるって…思うと、嬉しい…っ///」
　
　
「っ！？///」

　

私は思わず衝撃をうけてしまった…。


やっぱり天使の笑顔だった。


　

おおおお、お姉さんって・・・！！！//////

　

一緒にいれるって思うと嬉しいって・・・・！！！！！/////////


　


　
「ああああああ可愛いいいいっっ！！！！＞＜///」ぎゅ

　

「うひゃあ！？///」
　

　
ついつい彼に思いっきり抱きついてしまった。

　

びっくりした彼の声すら可愛く思えてしまう…///


　

たまらず彼のふわふわの金髪に頬ずりした。


「ちょ・・・ちょっとお姉さん・・・///」


「あー可愛いっ！やわらかーい、最高〜〜っ＞＜」

　

「ちょ・・・待っ・・・ひゃあああっっ！？汗///」

　
　


　

・・・・やばい、私


　
・・・ショタコンに目覚めちゃったのかも笑


　
彼の叫びを聞きながら、私はひそかにそう思った。

　
　


　


　

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