7.救いたい ページ7
「……じゃあ、行くあてもない僕はどうしゅればいいの!?マスターのいないボーカロイドなんて、ただのゴミだよ!
僕は………っ、……僕はゴミなんらよお……っぅ…うッ……ひくッ」
荒げた声が段々と弱々しくしぼんで、やがて涙声に変わる。
私はそれをどうすることもできないまま、呆然と思った。
この子を、助けてあげたい。
彼のうつむいた顔に手をのばした。
「………っ……?」
涙でぐちゃぐちゃの顔が不思議そうな表情を表す。
私はハンカチで涙を吹いてあげて、彼の目線に合わせて言った。
「私が、その“マスター”になれないかな?」
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yuna - hshshshs絵上手いですねレンきゅんかわゆい! (2023年3月12日 15時) (レス) @page10 id: 55d74b4e7b (このIDを非表示/違反報告)
ユカ - これは個人的な意見ですが呼び方はご主人様やお姉さまでもいいと思います (2018年6月2日 19時) (レス) id: a0d58c73ef (このIDを非表示/違反報告)
夢と希望 - ショタレンカワイ〜 (&∀&) (2015年7月8日 16時) (レス) id: 69ebea85fd (このIDを非表示/違反報告)
ミライ@破壊神(プロフ) - マスターかな(鼻血← (2015年1月20日 16時) (レス) id: 3ecc5e2a37 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ - 私もレン廃です!私は、マスターがいいと思います!最後の絵を見たら鼻からケチャップが…(笑) (2014年9月17日 15時) (レス) id: 77cdf2dfc4 (このIDを非表示/違反報告)
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