レン君拾ったんだけど………。(仮)

1.ゴミの日 ページ1

ジリリリリリリリリ……!!!


「あーもおっ!…っるさい!!」


ピッ…、


目覚まし時計のけたたましい音を止めて、体を起こす。


「ふあ〜……眠…」


私は、高校1年生の和泉 A！


実家から遠い高校に通うため、今年の春から一人暮らし!


なかなか慣れなかった一人暮らしとゆう環境も、最近やっと慣れて来た。


「……今日は…粗大ゴミの日か。粗大ゴミなんてないし……よし!行ってきま〜す!!」


行ってらっしゃい、という声は勿論返ってくるはずがないんだけど、言わないとなんだか寂しくなるんだ。


学校に通う途中にゴミ捨て場がある。


今日は粗大ゴミの日だからカラスに荒らされてはいないようだ。


って、当然かw


歩みを進めながら、なんとなくゴミ捨て場をみていると、信じられない光景が私の目に映った。


「え……な、何これ!?;」


ゴミ捨て場の片隅にちょこんと置かれたそれは、半透明のビニール袋に包まれていて、中身がハッキリと確認できない。


けど……なんか、ゴミ捨て場に似つかわしくなくて、…


金髪の小さな男の子が膝を抱えて横たわり、眠ってるようにも見えた。

2.拾い物→

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す