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24.きらい ページ25
キーンコーンカーンコーン
A「鏡音くん、その、ほんっっっとうにごめんなさいっ!!!」
私は授業が終わるや否や謝罪をした
謝って許されることではないとわかっていても、謝らずにはいられなかった
嫌いにならないわけがない、そう思っていてもやっぱり嫌われたくない
レンくんの顔を見れずに頭を下げたままでいると、笑い声が聴こえてきた
レン「まさかアンタがあんなことするなんて、思わなかったよ」
顔を上げるとレンくんは笑ってそう言った
A「きらいになっちゃった………?」
嫌いになったに決まっている、だが聞かないと気がすまなかった
レン「別に、そういうわけじゃないけど」
レンくんは一瞬驚いた顔をしたが、そう言ってすぐにそっぽを向いてしまった
やっぱり、きらわれちゃったよね………
これ以上きらわれたくないし、話したら泣きそうだから「そっか」とだけ言って視線を別のところへと移した
と、その時………
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作者名:夜桜 | 作成日時:2020年11月7日 1時