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10.一時間目 ページ11

キーンコーンカーンコーン



先生「はーい、号令よろしくー」


日直「きりーつ、きょーつけ、れー
ちゃくせーき」



チャイムと同時に先生が教室へ入り、日直の合図により授業が始まった


私はレンくんに甘え、机をくっつけて教科書を見させてもらうことにした


(えーっと、一時間目は………

数学…?!)



正直に言うと、数学はあまり得意ではない



先生「えー、この問題のパターンは………」



先生の解説は理解できないし、隣はレンくんだし、集中できるわけがないじゃん…!


私はバレないようにこっそりと横目にレンくんを見た


レンくんはさっきまでは裸眼だったが、授業が始まってからは眼鏡を着けている


いつものレンくんもかっこいいけれど、眼鏡のレンくんも素敵だ


男の子なのに髪の毛はさらさらで、まつ毛は長くて、鼻筋が綺麗で横顔が美しい。それに肌も白い…



レン「…ん?どーしたの?わかんないとこ、あった?」


A「いっ、いえ!!」



レンくんをガン見していたのを悟られないよう、直ぐに顔を逸らした


私は熱をもった顔を冷ますため、教室全体を眺めてみた



(わー、みんな集中してる………。えらいなぁ…





………ん?あれは……………)

11.予想外→←9.教科書 レンside



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作品ジャンル:恋愛
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作者名:夜桜 | 作成日時:2020年11月7日 1時

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