【黒バス】君に届け【黄瀬 涼太】

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夢主side




手紙、書き終わっちゃった。




手紙が書き終わってから、


゛ああ、明日ﾀﾋんじゃうんだな゛っていう

思いが一気に溢れてきた。




書いている最中も、

涙がボロボロ出たから

便箋に涙が落ちて、滲んじゃったりとか…。




ﾀﾋぬのって怖いな。




まだ、生きてたかったな。




もう少し、涼太の彼女でいたかったな。


私は涼太にとって゛いい彼女゛だったかな。









なんか、涙ばかり出てくるよｯ…!!




ずっと、泣いてちゃダメだから、


そとの空気でも吸ってこようかな。






『お母さん、私が今日夕食作るから、


買い出し行ってくるね？』




母「気をつけて行ってきてね？」




『はーい』









私は近所にある、

八百屋さんに行くために、十字路を渡る。



その後、八百屋さんを右に曲がると、

お肉屋さんとパン屋さんがあるから、

その三つのお店で、材料を揃えるつもり。






八百屋さんで買うのは


・人参

・玉ねぎ

・ローリエ

・じゃがいも






私は十字路を渡ろうとした。


車が走っていないことを確認して。

車が止まっていることを確認して。



でも、私の方に走ってくる車があった。


トラックが私の方に走ってきて、



゛ｷｷｨ゛



奇妙な音をたてて私は引かれた。



頭が痛い…。ガンガンする……。



体が重い…









そして、私は意識を手放した。

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