カモミールティー 【佐々木朗希】

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佐々木「落ち着いた？」



「うん…ありがとね。」




嬉しさで泣いてしまった私を、朗希は泣き止むまでずっと抱きしめててくれた。



朗希の体は大きくて、温かくて、安心感がある。




佐々木「まずは、あと半年で、最高の思い出作りたいな。」



「そうだね。一応、これから夏休み始まるし。」



佐々木「…デート、行きますか？」



「う、うん！行く！」



佐々木「よしw せっかくなら、お泊りもありだな。」



「最高すぎる、よ…」




…あれ？



お泊りってことは…



ああいうことも、するのかな…？




佐々木「どうした？顔どころか、耳まで真っ赤だけどw」



「え、ウソ！」



佐々木「ほんとw …もしかして、何か想像してた？w」



「へっ…べ、別に？」



佐々木「へ〜？w じゃあ、なんで目逸らすの？w」



「だ、だって…ちょ、わっ！」



また体を引き寄せられたと思ったら、今度は両手で顔を包まれた。



どうやっても視線が絡むし、何より距離が近くて、余計熱くなっちゃう。



佐々木「あれ？もっと赤くなったよ？w」



「そ、それは…っ、朗希が、かっこいいから…」



佐々木「〜っ、それは反則でしょ。…あー、もう、我慢できんわ。」



「え…、っ！」

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