腐る程の告白。(Ｎ×Ｏ) (ページ11)

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智「っは～っ。下書き出来たぁ…」

ふぁあっと大きなあくびが出て
机に無数に散らばった紙。

あー、また散らかした…

.

和「すごいっすね。
手伝います」

智「え？あ？
あ、んと、んじゃ、色塗り
色塗り手伝ってもらおうかな、」

和「はい、それ見せてもらっていいっすか？」

智「あ、…ど、どうぞ。」

散らばった書類を適当に、トントン、と整え
隣の席のニノに渡す。

.

和「ん。すげーっすね。
色言っていってください
パソコンで埋めてみます。」

.

智「んじゃ、そこのキャンディーはピンク白でグルグルにしよう」

和「んー。黄色足しません？それか赤とか」

智「あーまー確かに1個は何か色足そうかな」

和「極力背景とはかぶりたくないっすもんね」

智「背景は水色とか使って爽やか系にしてみない？」

和「あー、夏っぽい。それいいっすね！」

智「でしょ？でしょ？そうしよっ」

あーだこうだ言いながら決める雑誌のデザインは面白くて楽しい。

やっぱこの仕事好きだなぁって思う