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307話 守る ページ28

黒子「Aさん。大丈夫ですか?」

A「テツヤ!?あー…悪い。全然。」

黒子「あの、さっき田中キャプテンと斎藤先輩がいました。」


テツヤ曰く、俺が花宮と話している間に2人が誠凛の横を通ったらしい。

二人は霧崎第一の出身だからまぁそうだよな。気になるよな。


黒子「お2人が話しているのが聞こえたのですが、花宮さんがキャプテンになってから霧崎第一はさらにおかしくなったみたいです。やっぱり木吉先輩を出さない方がいいと思います…。」


木吉が足を痛めていることはこの間聞いた通り。

それに、多分まだあいつは本調子じゃない。

もしかしたら伸介みたいな感じで一生治らないのかもしれない。

秀徳戦のラスト…。

あいつならいくらプレッシャーがかかると言っても、あの場面で絶対に外さない。


A「そんなの分かってる。でも、花宮の強さは俺が一番分かっているつもりだ。正直、木吉抜きで戦うのはきつい。」

黒子「…。」

A「俺の選択はまた間違えるかもしれない。でも、それでも…。ここを突破して帝光のやつらと戦いたい。」

黒子「確かに木吉先輩抜きじゃここは厳しいですね。僕は先輩と少しでも長くバスケがしたい。だから、危ないとAさんが少しでも感じたらすぐに交代させてください。」

A「約束する。」


お互いの小指を絡めて約束をする。

俺は、このチームを守らなきゃいけない。

だから、それは絶対に守る。


A「テツヤも気を付けて。」


少し強めに頭を撫でて、黒色の高校時代いつも使ってたパーカーのフードを深くかぶった。

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設定タグ:黒子のバスケ , 誠凛 , 帝光   
作品ジャンル:アニメ
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0tm3wy536pj2b4m(プロフ) - すごく感動や面白かったです続きが気になる (2019年10月24日 13時) (レス) id: 3a834e2161 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年8月29日 1時

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