384話 一緒に ページ6
黄瀬「聞いてくださいっスよ!!ほんと酷いんよ黒子っち!俺がいるのにずっと火神っちにパス出してるんス!」
黒子「つい…。」
青峰「俺にももっと回せよ。こいつじゃなくて。」
火神「あ?」
A「おい…こいつら落ち着かせるために順平とか呼んだんじゃねぇの?」
日向「いや、無理なんだよ!」
練習開始して3日目。
順平から「助けて」と連絡が来て何があったかと思ったらいきなり涼太に騒がれ、大輝と大我が喧嘩をしている。
どうやら止められないらしい。
A「湊は?」
赤司「少し時差ボケがあるみたいで部屋で休んでます。」
A「そうか。練習的には大丈夫だったか?」
赤司「そうですね…PGとしてもSFとしても遜色ないです。」
黄瀬「ねぇーAさん!聞いてほしいっス!」
A「うるさい…!」
修が俺の家でご飯を食べている間、向こうと連絡を取る。
湊も今日ついたみたいで練習に参加したらしい。
このチームのネックはやっぱり連携か…。
困ったように征十郎が俺に助けを求めてきた。
虹村「お前もいろいろ大変だな。」
A「修も一緒に試合出ようぜ…。俺こいつらまとめられる自信ないわ。」
虹村「こっちの高校でやってる湊とWNBA目指してるAと同等にバスケできるわけねぇだろ。」
A「えー…。」
修も映るようにカメラを向けるとまたみんなが近づいてくる。
修はアメリカに来てからバスケをやめたと言う。
だから最後にやったのは中3の全中。
またこいつと一緒にやりたいのにな…。
そう思って修の方を見ると気持ちが伝わったのか頭を撫でてきた。
黄瀬「あーまたイチャイチャしてるっス!なんなんスかもう…。」
青峰「湊がいねぇからってハメ外すなよ。」
虹村「そのなめた口叩きなおしてやろうか?青峰。」
後輩と話していて笑顔になる修。
みんなで話している中眠くなってウトウトしてきた。
そんな俺を見て「じゃぁな」と言って電話を切る。
虹村「ほら、明日も試合なんだから寝るぞ。」
A「あぁー…。」
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作者名:雪 | 作成日時:2020年3月21日 2時