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ルーナ復帰動画に対する反応は、やはり様々だった。

〔待ってましたーー!!〕
〔ルーナちゃんかっこ可愛い系だね!〕
〔は?フィッシャーズに女??〕
〔えー男7人に女1人ってどうよ?〕
〔ファンになった!毒舌?キャラがいいね!!〕
〔逆ハーレムじゃん。もうフィッシャーズ見るのやめるわ。〕

純粋に応援してくれてるコメントもあれば、アンチもたくさんあった。それに加えて登録者数も少し減ってしまった。

みんなが今まで作り上げてきたものを私が壊してるんじゃないか?

やっぱりそんなふうに考えてしまう。


今も動画撮影があるからシルクの家に向かっているけど、私はあまり出ない方がいいんじゃないか?

シルクに相談、しようかな……。


そんなことを考えながらとぼとぼ歩いていると誰かにポンポンと肩を叩かれた。

モ「A!おつかれ〜。」

『モトキ!』

モ「これからシルクの家?」

『うん。』

モ「じゃあ一緒に行こ!」

ニコッと笑ったモトキに鼓動が少し早くなった。
6年も前の恋心をまだ引きずっているのか私は。
いや、別に告白すらした訳でもないけど。

あーやめやめ。今はこんなこと考えてる場合じゃないんだ。

モ「今日の動画はなんだろうね?」

『んー。なんでしょうかねー……。』

モ「……A?さっきなんか考え事してたでしょ?」

『え、なんで?』

モ「でっかいため息ついてたもん。」

『は、うそ!?』

モ「うん、嘘。」

……カマかけられた。

『モートーキー……。』

モ「ごめんごめんw…で?何考えてたの?」

恨めしそうな声を出す私にモトキは少し笑って、でもすぐに優しい顔で問いかけてきた。

『………私の復帰動画のコメントみた?』

モ「あぁ…うん。」

『アンチは絶対来るだろうなって思ってたんだけど…登録者数も少し減ったなって……。このまま私が動画に出るのは良くないのかなって。だからシルクに相談しようかって考えてたんだ。』

モ「…………。」

『あ…ごめんね!復帰してこれからって時にこんなこと言うのはどうかとも思ったんだけど。』

黙ったままのモトキに取り繕うように作り笑いをしながら謝った。そしたら、モトキがふいに立ち止まった。私も自然に立ち止まる。



※次行きます。

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リィオ(プロフ) - みずきさん» 読んでくださりありがとうございます!申し訳ないですが、活動名は固定です。すみません……(--;) (2019年11月4日 11時) (レス) id: 86036bcecf (このIDを非表示/違反報告)
みずき - 活動名などは変えられないんですか? 楽しく読ませていただいてます。 (2019年11月4日 9時) (レス) id: 3bcdf4194e (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - 読んだよー!!続き!!!早く!!!(((o(*゚▽゚*)o))) (2018年10月22日 0時) (レス) id: 38cba622c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リィオ | 作成日時:2018年6月6日 21時

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