甘ったれマンネ33 (ページ13)

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ジョンヒョンside

JH「ちょちょっ！待って！乗せて！」

SF「え？なんで？」

JH「ジュン追うでしょ？」

SF「これから撮影だから行くけど...」

JH「俺も行く！」

半ば強引に連れて行ってもらい、着いたのはサイバー系の撮影スタジオ。
来月のコンセプトこんな感じなんだ...。

『なんで....いんの....』

JH「連れて帰らないといけねぇんだ...SHINee的に」

『あっそう....遅くなるよ(゜o゜)？』

JH「大丈夫」

シャワーから戻ってきたジュンはいるはずのない俺におとぼけフェイスをし、割りとさらっと準備に入った。

ダンサーさんも含め５人水色ウィッグを被り、男はマッシュ女はロングストレートの髪型に。

JH「キャリーパミュパミュミタイダネ...」

笹「完全に中田ヤスタカワールドだよね～」

楽曲提供同じなんだ...。ほー...。

白いサイバー系セットで撮影は始まり、まるでこれが本日１発目の仕事かのようにこなすジュン。
EXOの曲とも今日のソロとも毛色が違う曲調とダンス。
それに....作り上げられた表情。

彼のスイッチ切り替が、傍観してる俺にまで伝わった。

『NoNo Jekyll & Hyde......ﾆﾔ..』

今の顔めっちゃ怖い...
光の色を青に変え同じことを繰り返し、カメラワークを変えて繰り返し...。
これで終わりかと思ったら次は女の子バージョンがあるんだと...。

JH「まじかよｗ」

『マジだよｗAかBか忘れたけどこっちの顔のジャケットもあんだよｗ』

JH「性別行方不明....」

『歌詞が２重人格っていうかさ、そんな感じ？２つで１つ的な、そんなんだからさ～。でも女装カットは少なくするみたいよ^^』

JH「へ～....ユン氏。ジュンのスケジュール見せて...」