秋桜35 ページ5
哲「お帰りなさいませ、委員長」
兄 草壁直矢が卒業して1年が経ち今の副委員長は原作の通り弟 草壁哲矢が受け持っている。
弟 哲矢と初めてあったのは草壁兄からの紹介。
カチコチで緊張した趣だったのが第一印象だ。
……まあ一年も共にいると慣れたみたいだけど…
恭葉「うん。校内の見回りの報告は？」
哲「問題ありません。遅刻者も0です」
恭葉「そう。草壁、ミルクティー」
哲「はっ」
一礼して草壁は給湯室へと向かった。
ミルクティーが出来上がる間、僕は執務椅子へと腰掛ける。
ｼﾞｵ『恭葉、説明』
……ん？あ、そーだったね。
恭葉「君の思ってる通りさ。あの生徒は君の来孫」
雲『見比べてみると風貌とか似てるよね』
あー確かに。
特にそのツンツン頭とか。
あれは隔世遺伝…
簡単に言えば先祖返りからなるものだよ、絶対。
雲『それは言えてる』
ｼﾞｵ『何が言えてるんだ？』
恭葉「気にしちゃ負け」
……にしても…もうそこまで月日が経ったんだね。
この世界に来た時はJKだったけど今や中身は大人だよ。
雲『何おばさんみたいなこと言ってるの』
恭葉「精神年齢は32だよ」
ｼﾞｵ『だがオレより若いな』
恭葉「……つかジオって何歳…？」
ｼﾞｵ『さあ』
…自分の年齢知らないのか。
雲『恭葉、書類片付けなくていいの？』
ふと視線はどっさり山積みにされた書類を映す。
……やらなきゃいけない…かもしれない。
雲『かもじゃないから』
…ん。
面倒だな、と思いながらも僕は積まれている書類に手を伸ばした。
・・・
コト、と何かを置く音と同時に名を呼ばれる。
顔を見なくてもわかる。声的に草壁だ。
そして音の正体はミルクティーが入ったティーカップを執務机に置いた音だろう。
恭葉「ありがと。出来上がった書類を教務室まで頼んだ」
哲「わかりました。
ではその後に町の見回りに行って参ります」
恭葉「わかった」
それから草壁は出来上がった書類を持って応接室を後にした。
今日もいつもと変わらない日常だな……なんて。
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恋歌 - 面白い!!!!!更新頑張って！！！ (2017年7月16日 9時) (
レス) id: f72f544e96 (このIDを非表示/違反報告)
鼠ちん(プロフ) - 待ってました！ジョットさんと雲雀さん、恭葉の三人(？)のトリオが好きです！もっと雲雀さんが恭葉にデレ... あ、いやナンデモナイデス (2017年3月20日 7時) (レス) id: f2bd6f6292 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 更新、応援しています！ (2017年2月12日 11時) (レス) id: b678ce8ca7 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 今日読み始めました。そしたら、おもしくて最後まで読んでしまいました！更新、頑張って下さい！ (2017年2月4日 16時) (レス) id: bc585550e9 (このIDを非表示/違反報告)
よる。(プロフ) - 続編おめでとうございます！いつも陰ながら作者様の作品を楽しませていただいています！無理しない程度に頑張ってください！応援してます!!ヽ(*´∀｀)ノ (2017年2月1日 0時) (レス) id: 01ec13c248 (このIDを非表示/違反報告)
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