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「ていうか乱歩さん、結局Aさんどうするんですか？」
僕の膝の上に乗っているAちゃんを見て敦くんがそう言う。
「んー、Aちゃん酒癖悪いくせになかなか酔い覚めないからなぁ」
「それはまた厄介な……」
そう言った谷崎くんに、
まぁうちのAちゃんは天使だから許してやってよ、と笑い、うーんと唸る。
「あ、そうだ」
「え、何か良い方法でも？」
「うん。
てことで僕寮戻るね。どうせ今日はもう仕事ないし」
ひら、と彼女をおぶってから手を振り、
最後に「国木田が帰ってきたらさ、“乱歩さんはAさんの酔いを覚ましてます”って言っておいて〜」と言い残し、さっさと事務所を出る。
去り際に谷崎くんと敦くんの「あれ絶対Aさんとメイクラブだよ……」「メイクラブって何ですか？」という声が聞こえたが気にしない気にしない。まぁ合ってるんだけど。
自分の寮に着き、しっかり鍵を掛けるとAちゃんは小さな声を漏らした。
「こらAちゃん、谷崎くんに浮気かな？」
「うー、してないもん」
ごろん、とベッド(メイクラブ用にわざわざ買った)に倒れて駄々っ子のようなことを言うAちゃんの口を塞ぐように彼女の唇に自身の唇を押し当てる。
「まったく、酔うとわがままになるんだから………んっ」
「んぁ……ふ、はっ…」
つん、としたお酒の味が口の中広がる。
舌と舌の絡み合う感触が僕の体を疼かせ、離れた唇同士を銀色の糸が繋いだ。
ぺろ、と舌舐めずりをして、涙目のAちゃんをじっと見つめる。
ぷち、ぷち、ゆっくり焦らすように彼女のボタンを外していく。
「や、あ……乱歩さ、だめだって」
「だめ？何がだめなのさ。
Aちゃんだってされたいでしょ？」
有無を言わさない口調でにっこりと笑い、肌蹴た肩にそっとキスをした。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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蜜柑 - 推しの乱歩さん．．．！カッコ良かったですね！見ててキュンっと来ました！素敵な小説有り難うございました！これからも小説を書くのなら、頑張って下さい！ (2019年5月25日 9時) (
レス) id: 8f1f373125 (このIDを非表示/違反報告)
マルフォイ - もう最後とか興奮泣きせずには読めないよ...乱歩君マジヤバたん。 (2019年5月24日 22時) (レス) id: bae9fea7d4 (このIDを非表示/違反報告)
太宰LOVE(プロフ) - 体育座りで泣いている！？あの芥川が！？可愛いすぎか。 (2017年6月30日 21時) (レス) id: d0ae358db4 (このIDを非表示/違反報告)
バレー馬鹿(プロフ) - とてもいい作品で涙がちょちょぎれました…！素晴らしいお話をありがとうございました！ (2016年11月27日 22時) (レス) id: b3242b4568 (このIDを非表示/違反報告)
朱 - お疲れ様です！ (2016年9月3日 19時) (レス) id: c784d9244a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミコ | 作成日時：2016年5月21日 7時
