仁の2 ページ3
和泉「よっ、今回も遠征は成功だ」
長曽「そうだな、資源も確保はしてきたが、もうすこし持ってくればよかったか？」
清光「何言ってんの、これでも十分ってぐらい持って帰ってきたじゃん」
青江「ふふ、そうだね。」
巴形「主は、喜んでくれるだろうか？」
獅子「腹減ったー！！」
巴形は両手一杯に遠征先のお土産を抱えていた。それを見た秋田は大きく目を見開いた。
秋田「と、巴形さん！？それ、全部主君へのお土産ですか！？」
巴形「？……当たり前だ。あれもこれも、主が好きな物だろう？」
巴形の腕の中には、造花、可愛いお人形、子供用の櫛、湯飲みなどどれも高そうな物ばかりだ。
秋田「い、一体……いくらしたんですか？」
巴形「ふむ……。今月分の給料を使い切ったな。」
秋田「えぇ！？長谷部さんに叱られますよ！？」
長曽「俺達も必死に止めたんだが……」
清光「巴形が話しを聞かなくてさ」
和泉「ったく、もう少しは考えて買い物しろよな！」
巴形「……そういうお前も、俺と同じくらいの額を使い込んだではないか。」
清光&秋田「「……えっ？」」
清光と秋田が和泉守のほうを見ると、和泉守は慌てた様子で口を魚みたいにパクパクさせていた。
和泉「ば、馬鹿！お前…な、何を！？」
巴形「俺が見ていないとでも思ってたのか？…真剣な顔で風車を見ていたではないか。」
清光「はは〜ん？」
清光が察したように、目を細めて和泉守をじーっと見つめる。
清光「人の事言えないね〜？」
和泉「うっせ！！」
巴形「？？……なんだ、風車に何かあるのか？」
秋田「巴形さん、触らぬ神に祟り無し、ですよ…(汗」
巴形「？？…あいわかった」
和泉守は桜をまき散らしながら装備を外すために自室へと戻る。生憎、部屋には自分一人だけ。
和泉「……はぁああ〜…どんだけ好きなんだよ…あいつのこと……」
これから、渡しにいく風車を懐から出して審神者の喜ぶ顔が目に浮かんだ。
鶯丸「風が少し寒くなってきたな。主」
鶯丸はお茶の入った湯飲みをこの本丸の審神者に渡す。幼女はあれから三年も経つというのに、身長や顔は変わらずにいた。
A『もう、冬？…』
三日「ふむ……、恐らくそう遠くもなく、雪が降るやもなぁ」
審神者部屋には、三日月宗近、鶯丸の二振りが審神者とともに、温かいお茶で暖をとっていた。
三日「して、主や。歌仙が主の髪を切りたがっていたな？」
三日月はすっかり長くなった審神者の深緑色の髪を優しく撫でる。
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橋本アリィちゃん(プロフ) - とても面白かったです！続きを待ってます！(*´ω｀*) (2021年10月29日 15時) (
レス) id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
莉欄 - 江雪さんかっこいい！小夜ちゃん薬研たちもかっこいい！更新楽しみに待ってます。無理しないでくださいね。更新ありがとうございます (2020年6月18日 20時) (レス) id: 8f4c661b3e (このIDを非表示/違反報告)
四葉 - 嬉しくてずっと待ってました！久しぶりで、更新してありがとうございます！また楽しんで読みます、精一杯で応援します！頑張って下さい！！(≧∀≦*) (2019年11月10日 6時) (レス) id: b053fedef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集ヘタくそマン | 作成日時：2019年11月9日 16時
