仁の3 ページ4
以前まで、半分白髪だった部分も今じゃ、毛先だけ白髪になっていた。
鶯丸「主のその白髪も毛先にきて、あまり目立たなくなったものだからだろう。」
三日「しかし、政府のこんのすけは白髪はまた自然となるそうだ…」
三日月は、審神者が半分白髪になることで、また何か起こるのでは？と心配でならなかった。
鶯丸「三日月、主は髪が短くても可愛らしいじゃないか」
三日「そうだが……」
とんとんっ……
鶯丸「ん？来客か…」
鶯丸が襖をあけるとそこには岩融と今剣がいた。岩融は片手で折り曲げ式のふわふわ座椅子を持っていた。
今剣「あるじさまー♪さにわつーはんから、ざいすがとどきましたよー♪」
岩融「がははっ！つーはんとやらは便利よのう。ほれ、主よ。」
岩融は座椅子をいいかんじに折り曲げて、審神者をストンと座らせる。
A「座り心地、いい…」
今剣「うわ〜♪これなら、あるじさまにだきつけますねー♪」
今剣が座っている審神者の膝にダイブしてきた。審神者は今剣を優しく撫でてあげた。
岩融「これ、今剣よ。主にそうやって飛びつくでないぞ」
岩融が今剣をひょいと持ち上げると、今剣はむくれた。三日月と鶯丸はにこにこと笑う。
長義「少しいいかな？主」
元政府の監査官であり、兼こんのすけの代理の山姥切長義が審神者の部屋に入ってきた。
長義「そろそろ、鯰尾藤四郎と骨喰藤四郎が修業から帰ってくる。それと同時に修業に出たいという刀剣が増えてきた……」
鶯丸「うむ……、本格的な戦力増強か。」
長義「今のところは五虎退、陸奥守、小夜、和泉守、鯰尾、骨喰の六振りが極めている……が」
三日「が、なんだ？」
長義は難しそうな顔で手に持っている資料と睨めっこしていた。
長義「もしかしなくても、この六振りの他に既に極めてる刀剣がいる可能性があるんだ…」
今剣「どーいうことですか？！」
A『…長義、詳しく…』
長義「任せてくれ、主……実はその刀剣は僕のほうでマークしている。その刀剣は……」
一方で、縁側を歩いているのは和泉守と大和守安定。和泉守は風車を持ち、安定は審神者と一緒に食べるお菓子を持っていた。
和泉「お前、また主と菓子食うのか？」
安定「なにさ、和泉守だってまた主に風車あげるんでしょ？」
和泉「うるせー！」
安定に茶化されながらも審神者部屋へ向かうと資料を持った長義とすれ違った。
長義「あ、和泉守。ちょうどよかった」
和泉「ん？どうした、切長(きりなが)。」
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橋本アリィちゃん(プロフ) - とても面白かったです！続きを待ってます！(*´ω｀*) (2021年10月29日 15時) (
レス) id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
莉欄 - 江雪さんかっこいい！小夜ちゃん薬研たちもかっこいい！更新楽しみに待ってます。無理しないでくださいね。更新ありがとうございます (2020年6月18日 20時) (レス) id: 8f4c661b3e (このIDを非表示/違反報告)
四葉 - 嬉しくてずっと待ってました！久しぶりで、更新してありがとうございます！また楽しんで読みます、精一杯で応援します！頑張って下さい！！(≧∀≦*) (2019年11月10日 6時) (レス) id: b053fedef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集ヘタくそマン | 作成日時：2019年11月9日 16時
