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もうずっと前から気づいてた。
アイツが好きだと。
「綾音、お前馬鹿なの?」
「はっ、その言葉、臣にそっくりそのままお返しするよ!」
「なにをっ!」
楽しいんだ。
アイツといると。
でも、最近アイツは楽しそう。
探偵チームKZとやらのリーダーになったらしい。
私も伝えなきゃいけないんだ。
もう、逃げない。
「……臣、私ね、臣の事好き」
「知ってた、友達としてだろ?」
「違う! 私は、Loveの方で好きなの!」
「……ごめん」
帰って来たのは、そんな言葉。
「俺、今好きな子いるんだ。すっげえ守りたいんだよ、その子。
もちろん、綾音も好き。……でも、これからも親友として、幼馴染としていてくれないか?」
失恋。
そっか。
やっぱり、勝ち目なし。
「……うん! 分かった! これからも私は、臣の唯一の幼馴染だから!」
そう、満面の笑みを浮かべた。
「こっ、今度、KZの皆を紹介するな!」
その後日、私にKZのメンバーを紹介してくれた。
その中で一人、気になったのは、ショコラブラウンの綺麗な髪をした女の子。
「そっか。可愛いなー! やっぱり、負けるね……。
……彩ちゃん、これからよろしくね!」
「う、うん!」
KZの男子メンバーは皆、彩ちゃんの事が好きみたいだ。
それは当たり前だろうね。
可愛いもの。
でも、私をフったんだ。
臣、絶対に彩ちゃんと幸せになんだよ!
私は、幼馴染として、親友として、
一生、側で見守っとくからさ。
『––––叶うことのない恋でもずっと–––––』
Fin.
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はい、安定のシリアス。
いっしーです。
この度、この小説の副管理人を任されました。
そのご報告も兼ねて!
では、失礼しました。
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リーリック(プロフ) - ありがとうございます!ところで、メッセージってなんですか?わかってません…。すみません!誰か教えてくださいぃぃぃぃぃぃぃぃ! (2017年11月13日 17時) (レス) id: e60ca59755 (このIDを非表示/違反報告)
エリジャ(プロフ) - リーリックさん» ほんとですか!?!?ありがとうございます…!!ぜひぜひ!書いちゃって下さい!!パスワードはメッセージを送っておきますね! (2017年11月13日 15時) (レス) id: 3c22eecada (このIDを非表示/違反報告)
リーリック(プロフ) - とっても面白いです!あの、私も若武が大好きなんです!それで…これ書いてみたいんです!!…いいですか?あの、ダメならいいんですけど… (2017年11月10日 17時) (レス) id: e60ca59755 (このIDを非表示/違反報告)
エリジャ(プロフ) - 莉奏さん» コメントありがとうございます…!若武推しになりそう!?そう思ってくれると凄く嬉しいです!最近更新できていないのですけど、頑張りますね!! (2017年10月10日 0時) (レス) id: 3c22eecada (このIDを非表示/違反報告)
莉奏 - どうしましょう これ読んでたら、若武推しになりそう…!私、上杉君推しなんですが…若武も、いいですね(*´-`) みなさん、小説書くの、頑張ってください!凄い、面白いです 応援してます(((o(*゚▽゚*)o))) (2017年10月9日 22時) (レス) id: fb00a6b970 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エリジャ x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/erijya/
作成日時:2017年3月27日 15時