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潤｢んー、そこのテーブルもうちょい右がいいかも｣
翔｢この辺すかオーナー｣
潤｢うん、いい感じ笑｣
頭にタオルを巻いて腕まくりして
いかにも業者の人みたいな格好の翔さんが
ふぅ、って汗を拭う。
潤｢ありがとね、わざわざ手伝いに来てくれて｣
翔｢いやいや、旧友の夢が叶う瞬間に立ち会えて光栄です｣
潤｢ふふ｣
相変わらず爽やかでキラキラしてて、昔から変わらない、学園の王子みたいな顔してるのに
今じゃあの大手有名会社の次期社長候補なんて言われてるんだから
そんな人に机運ばせてるこの状況が我ながら恐ろしく感じる。
翔｢でもマジですげぇよなぁ…この歳で自分の店持つんだもん｣
まだ新しい空気で包まれた店内を見渡して
感心の目を向けてくれるけど
俺からしたらあなたの方が何倍もすごいと思うよ。
潤｢…これからだな｣
翔｢ですな笑｣
潤｢よし、今夜のパーティーの準備するか！｣
翔｢お、楽しみだな…みんな来れるんだっけ？｣
潤｢うん、久しぶりに集まりますよアイツらが笑｣
翔｢楽しみだけど、ちょっとこえぇ笑｣
潤｢はは｣
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あれから3年。
色々なことが変わったり変わらなかったり。
俺は前の店を出て
新しく、自分の店を持つことになった。
ただオーナーって言っても、兼料理長だからこれまで以上に忙しくなりそう。
だけど、やっと自分の夢だった店を持つことが出来て
翔さんの前ではカッコつけたけどやっぱり嬉しくて、どこか浮き足立ってる自分もいる。
まぁすぐに、そんなこと言ってられなくなるんだろうけど…笑
今日はこの店のオープン記念パーティーで
懐かしいヤツらを沢山呼んだ。
元気かな。
あれから３年経って、さすがに学生の時ほどは会わなくなって
特に大野さんは
２年前に一回、前の店に食べに来たきりだ。
その時に会社辞めるかもとか言ってて
それ以来全然連絡取れなくなったくせに
今夜の招待状送った次の日急に“行く”とだけメールをよこしてきた。
あの人のことだから、続きが気になって気になってしょうがなかった俺のことなんて全く気にしてないんだろうな。
まぁ、あの人らしいけど。
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翔｢そう言えばあの2人って、今も一緒に住んでるんだっけ｣
潤｢うん、もう3年になるかな｣
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そして1番驚きなのが
あの2人のこと。
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aracick5963(プロフ) - お疲れ様でした。ときには涙しながら、ときには微笑ましくおもいながら読ませていただきました。 何度も読み返してしまいます。大ちゃん先輩もいい味だしてましたね！また、少し時間を過ごした二人がみたいとおもいます。また、会えるのを楽しみに待ってます (2020年5月25日 13時) (
レス) id: bd8f65ce45 (このIDを非表示/違反報告)
@ - 和さんが描く2人の取り巻く雰囲気は唯一無二で、毎回拝読させていただく度に涙が溢れて止まらなくなってしまいます。私もこの作品とともに成長してきた読者の1人なので、このような物語展開は大号泣してしまいました。またこの2人の今後に期待して...。お疲れ様でした！ (2020年5月21日 3時) (レス) id: 1df0870349 (このIDを非表示/違反報告)
@ - 更新が止まってしまった際、ああもう読めなくなってしまうのかななんて悲しい気持ちを抱いたこともよそにふらりと覗きにくると更新がされていることにいつも感動をしておりました。今回もふらりと数年ぶりに立ち寄ったことで完結に立ち会うことができ、嬉しい限りです。 (2020年5月21日 3時) (レス) id: 1df0870349 (このIDを非表示/違反報告)
@ - 8年もの時間をかけて素敵な作品を完結してくださり、ありがとうございます。中学生で出会ったこの作品、今となっては私も20歳を超えてしまいました。間違いなく私の青春そのものです。更新通知が届く度にお話を覗きに来ていたこと、本当に懐かしく思います。 (2020年5月21日 3時) (レス) id: 1df0870349 (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - お疲れ様でした。丁寧な描写と素敵な登場人物、更新されるたびにワクワクしながら拝見させていただいていました。いつか、その後の二人も短編集のような形でもよいので見れたらうれしいです。長い間、お疲れ様でした。完結おめでとうございます。 (2020年5月17日 7時) (レス) id: 5b47cf97cc (このIDを非表示/違反報告)
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