Elwesyの葉は知っている〜２〜 (ページ8)

今日:6 hit、昨日:32 hit、合計:5,483 hit

54話　〜仲直り決行〜ページ8

Aside

黒木君と美門君に話があると呼び出された

どうせ大したことないと思うけど、行かないとアーヤちゃんが泣いてしまうらしい

グラウンドから少し離れ、観客席からは近いCゲートまで連れて行かれた

若「A、待っていたぞ」

上「来てもらってのその態度はないんじゃないか？」

若「なんだと？上杉」

上「うるせぇ、バカ武」

ああ、また始まった

ほんと、子供ね

黒「静かにしてくれないかな？」

若＆上『はい！/わりぃ』

「それで話とは一体何でしょう？」

美「もう検討ついてるかもしれないけど...この間、悪い事したなと思って」

「ああ、そのことですか」

やっぱり、そうだと思った

黒「あの時は俺の間違いだった。悪かった」

上「誤解してて悪ぃ」

美「勢いで色々言ってしまってごめん」

立「ごめんね、Aちゃん。もう一回仲良くさせて欲しい」

ん？足音が聞こえる

若「俺もわるｋ...」

「分かったから、静かに」

足音がだんだん大きくなっている？

っ！こっちに来る！

「ここに隠れて」

そういって、近くにいた七鬼君、美門君、アーヤを女子更衣室に押し込んだ

若武君たちを隠すことはできなかったが、あっちには黒木君がいるから大丈夫だろう

足音がドアの前でピタリと止まった

？「なあ、学校の次の交換場所はここにするか？」

学校？

??「いいんじゃないか？ここは人通りも少ないし」

良い人ではないな

？「ここですることを知っているのは俺達と東国の奴らだけになるよな？」

東国...

??「あと、リーダーだけだな」

？「他の仲間は？」

??「俺らがするのは知っているが、場所は知らない」

割と大きい組織ね...？

??「金が入ったらお前どうする？」

？「どーしよっかな〜」

っ！もしかして...

こいつら、例のドラック密輸犯たちじゃない？

犯A「でも俺らがもし来なかったら東の奴らはどうするんだ？」

犯B「さあ、持ち帰って終わりじゃないか？回数は決まってるし」

っということは今捕まえても怪しまれない！

「ねえ、アーヤちゃん。もし私が捕まったらすぐ逃げてね？」

立「え？あ、うん」

美「どういうこと？」

七「お前、捕まるのか？」

「だから、もしよ」

そう言って私は、こっそりドアを開けた