再会から始まる運命の歯車

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それから、ものすごい勢いで食べていた時、ガーゼから血が垂れてきた。私は急いで自分が持ってい

る、ハンカチで押さえた。その上にマスクをし、食堂からでた。そして、急いでトイレに行き、

マスクと、ハンカチ、テープ、ガーゼをとった。血がすごい勢いで垂れてきたが、すぐに水で流し

た。きれいにしてから、予備のガーゼをつけた。今より多めに。これでOK。

気づいたら、マスクに血がついてしまっていた。
仕方ないのでマスクを取り替えるために、トイレから

出る。途中、みんなに出くわしたらどうしようという
不安があったけれどきっとみんな部屋に戻っている

だろうし、特に何も思わなかった。
近くにいるメイドさんを捕まえて新しいマスクに交換してもらえるように言うと

｢かしこまりました。そのけが、大丈夫ですか？｣
｢ええ、大丈夫。でも、みんなには内緒にしておいて下さい。｣

口の前に人差し指をたててシーッというポーズをするとメイドさんが笑いながら、了承してくれた。

そう言えば、さっきの男嫌いのメイドさん名前なんて
言うんだろう…

いろいろ考えてたら、さっきのメイドさんがマスクを持ってきてくれた。

「ありがとうございます。」
「いえいえ。」

そう言うとメイドさんはすぐに奥に消えてしまった。
あっ、名前聞くの忘れた！
また次に何か話すときに聞こう。

食堂に戻ると、中には誰もいなかった。

「よかった〜。」

つい口に出しちゃったけど、本当にそう。
みんながいたら、質問攻めにされるからね。

席について食べ始めるためにマスクを外した時、

「わっ、相当ひでぇじゃん。」

うわっ、上杉くん＿＿
どこにいたの？ってそれより怪我ばれた・・・

今年最大の危機かも

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