入塾テスト ページ4
次の日
学校にいつも通り行って帰ってくる
入塾テストがあるので早めに向かう
ラインで神代くんに連絡する
神代くん
伊織今日の塾の休み時間何時?
伊吹★○時○分くらい...あ、2時間目の後かな
伊織ありがとう
伊吹★おー。またあとでね
伊織はい
テスト終わったら時間ありそうだな
ま、ゆっくり行けばいいか
塾の玄関前に着くと人だかりが出来てた
誰だよ、鬱陶し
少し覗いてみると中央には男が6人
その中には伊吹の姿もあった
...なんだあの無駄に顔面偏差値高い集団
そんな事考えながら歩いてると伊吹が私を見つけ、手をブンブン振ってくる
その集団を見ていた人だかりの奴らが一斉にこちらを向く
はぁ？
まじかよ、最悪
眉間にシワを寄せ睨みつけ、早歩きで事務室まで行く
樹「すみません、入塾テスト受けに来ました
樹神伊織です」
事務員「あ、お待ちしてました。
こっちに来て」
事務員の人に通された教室に入り、配られた
テスト用紙に目を通す
筆記用具を握り早速始める
...こんなに簡単でいいの？
スラスラと解ける
見直しもして提出すると
事務員「え、もう終わったの？早いね」
別に、そんな難しくないし
と言いそうになった
こんな事言えねぇよさすがにな
...あ、名前とか貼り出されるよね...？
失敗した
もう少し抑えとけばよかった
...もうどうにでもなれ
一番上か、二番目になるかな
事務員「採点終わりましたー。えっとクラスは
三ツ谷Cです。今日から行ってもらえ
る？これテキスト」
テキストをバックにしまい事務員の人についていく
上の方のクラスで今は数学の授業中らしい
あと5分くらいで終わるらしい
で、次の授業が理科なんだと
そこから合流だって
キーンコーンカーンコーン
終わった
塾って正直ダルいな
ま、浜田でも本気出そうかな
塾に通い始めたからテストできるようになったって思えばちょうど良いな
うん。本気出そ
事務員の人が中にいた次の教科の先生に私の事を話してた
塾だし挨拶とかはしないだろう
後ろのドアから入り空いてる席を探す
なるべく後ろがいい
そう思って見つけた席に座る
隣にはメガネをかけた男の子が座っていた
...あ、さっき伊吹といた人だ
その時の授業は難なく終わり
伊吹に言われた時間になったのでカフェテリアに向かう
向かう途中で伊吹に会う
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作者名：みるくストロベリー | 作成日時：2020年8月5日 16時
