【文スト】 【旧双黒】は『吸血鬼』。「早く吸わせろ/吸わせ給え。」

　何が起きた。夢主に。 ページ26

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　『いやいやいや‥‥其れはない！本当にあり得ないから！真面目に！止めて！ね？』

　「そんな上目遣いで見詰られても煽ってるようにしか見えねェんだがなァ？」

　『あ‥煽るって‥‥そんなことした覚えないから！』




　‥‥勘弁して下さい。

　‥‥‥‥‥‥‥‥色んな意味で死にます。





　先刻教えられた、香りを抑える方法其れは‥‥





　「それはなァ‥‥―――――――――――――――――







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　 ―――――――――――――――――【 同時吸血だ。】









　聞いただけでもう‥‥意識保つの大変だったんだからね！

　※Aは 吸血鬼 と 中也＆太宰 大好き症候群。







　ぽんっ ))



　「諦め給え。其れに私達は首領にAを送り届けなければこうなっちゃうよ。」

　 と、太宰は自分の首を切る仕草をする。




　『いやいや、太宰は本望でしょ。』

　「そうだけど、今は折角死ねるんだったら‥‥‥‥‥‥‥」



　 折角死ねる という言葉自体可笑しいと思うんだけど‥‥



　「Aと心中したい。出来るならAの血を吸いながら。」

　『中也に殺されろ。』






　何て云ってられるのもこの時だけだった。









　中也は私の押さえつけていた両手を引く。

　『ちょ‥待って！怖い怖い怖い、後ろ歩きとか無理〜〜！』




　後ろ歩きの状態で１歩、２歩、３歩、‥‥‥とソファまで連行される。

　中也はソファに座り



　グイッ )) と、手を引っ張った為、私は勢い良く中也の膝に座らせられる。



　『ねぇ、何なの中也はこの状態が好きなの？』

　「いや、Aの心拍数が上がるから。」

　『え、そんな事わかるの？』


　すると、太宰が自慢げに

　「私達吸血鬼にはランクがあるんだけど、私や中也は最高ランクに着くから
　 自由に吸血することも出来るし、血液の種類、心拍数、体温、快感度、後は‥」




　 え、怖すぎでしょ。

　 待って、、、、吸血鬼凄っ！



　「その人が自分にどんな思いを寄せてるか、何かも分かるね。」







　‥‥‥‥‥‥‥駄目じゃん。

　此れは終わったね。 ･･･うん。







　「じゃ、始めるか。」

　『いや、始めないで？』

　「嫌だ。もう決めた。」

　『勝手に決めんな！』






　抵抗も虚しく中也は首へ、太宰は‥‥


　『太宰！？何をっ』

　「ん？いや、鎖骨も良いなぁって思って♡」

　『ハートつけんな！ってか釦外すな！』

　同時吸血辛い･･････→←　便利だな。うん、便利だよ。

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