【文スト】 【旧双黒】は『吸血鬼』。「早く吸わせろ/吸わせ給え。」

　妄想が........ ページ24

･




　 ニヤリと笑みを浮かべて態と牙を見せてくる。

　 あの･･････失神していいですか？



　 先刻はあんなこと云ったけどやっぱりアレ何ですよ。

　 カッコ良すぎるんですよ･･････




治 「この状況で考え事だなんて余裕なんだね。」

　 私を前から抱きしめて首に顔を埋める。




　 はぁ〜･･････

　 身体から力を抜く。




治 「抵抗しないの？」

　 『したってどうせ吸われるし、今そんな力無い。』

治 「ふぅ〜ん･･････いい子。」



　 プツ ))


　 『っ･･････』

　 私の首に又痕が増える。




　 チぅ････チュ･･････ジュっ････))



　 あ、良かった･･････優しい･･････







　 ≪何て思った私が莫迦だった。≫




　 チ･･････ちゅう･･････チぅ････))




　 ･･････長い。

　 ･･･････････････････････長すぎる。





治 「チぅ････チュッ･･･ジュルっ･･･っん。･･････あぁ、美味しかった。」


　 そんな色っぽい声で云わないで。

　 頭が･･･‥‥



　 太宰は私の首の傷を見ながら言う。


治 「あーあ、こんなに穴開けちゃって。」




　 牙痕に手を這わせられる。

　 でも、･･･何故か痛くない。




治 「吸血鬼の牙にはね、麻酔の様な働きがあるんだよ。
　 でも、其れがはたらくのは限られた人だけ。」



　 『へ〜そーなんだー。』




治 「興味なさそうだね。」

　 『うん。と云うか、其れが牙を刺す時に効けばいいのに･･･』





　 本当に痛いんだからね！

　 首っていうのはさ痛みに敏感な部分の一つだと思うんだよね。




　 其処に針より太いふとーい牙が刺さるんだよ？

　 痛いんだって。(汗)




中也「其れは無理だな。だが、Aは

　 吸われている時は気持ちいいんじゃねぇかァ？」



　 うぐっ･･･‥‥

　 そうなんだよ。



　 何かすっきりするんだよ。

　 例えば････気持ち良すぎるマッサージ受けてる時･･･みたいな？




　 ううん･･･そんなのじゃ比にならない位。

　 依存してしまいそうな程。







　 うあああああああ！！

　 元の世界で呼んでた漫画を実感してるよ！

　 ん？ 何か日本語可笑しいな。




　 あーあ〜･･････日本語迄狂ってきちった♪(∀｀*ゞ)ｴﾍﾍ








　 ぼふっ ))


中也「強く噛み過ぎたな。‥‥消すか。」



　 お？

　便利だな。うん、便利だよ。→←　痛い吸血

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す