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夜明け ページ34

藤原さんは中也さんを後部座席に乗せ、Aは反対側から助手席に少年を乗せ、後部座席へ乗った。

気持ちよさそうに眠る中也さんを起こさないようにシートベルトをつけると、黒塗りの車が発進した。

エネルギーを使い果たしたのか、中也さんはよく眠っていた。青白い月が空に冷たくかがやいて、車の中もぼんやりと明るい。

「ん……」
山道を下っている途中に中也さんは目を覚ました。
「お疲れ様です」

Aと藤原さんがそう言うと、中也さんは車の中であるということに少し驚かれた様子だった。

「太宰の奴はどうした?」
「縛ってトランクの中に」
「なんだと?」

Aが後ろを示すと中也さんの目が広がった。どうやらちゃんと目が覚めたようだ。

「冗談です。縛る余裕があったら殺してますよ」
「じゃあ奴は?」
「我々がついた時にはいらっしゃいませんでした」
そうAが報告すると

「あいつ俺を置いて帰りやがったな」
と額に手を当てた。

マフィアが地上戦を闘った異能力戦争も、無事芥川くんと敦くんの共闘により終結した。

ヨコハマの街は護られたのだ。

上司→←   ゝ   



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設定タグ:文スト , 中原中也   
作品ジャンル:アニメ
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さなえ@Love伊織(プロフ) - 百合姫さん» ありがとうございます。行間、ですね。参考になります!もう少し開けてみようと思いました。なにより読んでくださってありがとうございました! (2017年5月24日 0時) (レス) id: c77dc7fe4b (このIDを非表示/違反報告)
百合姫(プロフ) - たいです。勿論、高評価させて頂きました。長文、三つ前のコメントの誤字、失礼致しました。最後になりますが、さなえ@Love伊織様。イベントに参加して頂き有難う御座いました。此れからも、他の作品の更新など頑張って下さい。応援しています。 (2017年5月23日 1時) (レス) id: f05eea04c6 (このIDを非表示/違反報告)
百合姫(プロフ) - ありませんが、横書きの場合文が詰まっていると辿るのが少し難しいと感じたので。と、云っても此の書き方で行く、とさなえ@Love伊織様が決めていらっしゃるのでしたら、其れでも全く問題無いと思います。小説の書き方に沿った、素晴らしい物でした。私も見習い (2017年5月23日 1時) (レス) id: f05eea04c6 (このIDを非表示/違反報告)
百合姫(プロフ) - 文の間に改行を設けてはいかがでしょうか。一話を一つに纏める、ということでしたら文字数の影響もあるとは思いますが、見たところ其のような形式で書かれていないようなので、余裕を持って間を空けても良いと思います。勿論、書籍の様な縦書きの物なら空白は必要 (2017年5月23日 1時) (レス) id: f05eea04c6 (このIDを非表示/違反報告)
百合姫(プロフ) - 素晴らしいと感じました。占いツクールではあまり見ない、硬い?文章ではないありましたが其れも魅力の一つだと思います。話の流れ、文の構成共に普段から小説を読み慣れている方には、よく合う物だと感じました。僭越ながら、アドバイスをさせて頂くと台詞と (2017年5月23日 1時) (レス) id: f05eea04c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さなえ@Love伊織 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sanaeEs/  
作成日時:2016年12月21日 8時

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