花火�� ページ3
普通ならば余程上手くない限り取れないものであろう。
”普通なら”だがな……
軽い発砲音が1回鳴ると、数秒後にボトッと何かが落ちる音＿＿
音の正体は狙っていたぬいぐるみ。大きなぬいぐるみを1発で取ったAは、マグル達に囲まれ賞賛されていた。
A「凄いな姉ちゃん！ プロか？！」
B「すっげぇ！ あんなでかい景品取った奴初めて見た！」
C「ねぇ、射的のコツ教えてよ！」
囲まれすぎて疲れてきているAを無理やり引っ張り出し、少し離れた所まで連れていく
なんて目立つ連れなのだろうか…我輩が居なくては潰されてしまうのではと不安になる程に此奴は目立つ。
そんな事を思っているとは知りもせずAは”りんご飴が食べたい”などと言い出した。
『一緒にりんご飴の屋台に行きましょ！』
「懲りないやつだな……さっさと行くぞ」
”一緒に”と言い出しただけマシになったと考え、早足でりんご飴の屋台まで向かう。
屋台につくと店主が何かに気付いたのか声をかけてきた。
店「姉ちゃんもしかして……さっき騒がれてた射的のプロかい？！」
『射的のプロ…嬉しいものですね』
上品に笑うAは先程銃を構えていた奴とは思えない程大人びている。
あぁ…やはりこの人は教師だ…そして1人の女性だとセブルスは改めて実感していた。
ふと横にいたセブルスに気付いた店主が声を掛けてくる＿＿
店「いい彼女さんじゃねぇか！ こんなべっぴんさん中々居ないぞ？ 他の男に取られないように気をつけるんだな！」
何を言い出すのだこの人は！ という顔をしているAの横でセブルスは余裕そうに答えた。
『他の男に渡す気など毛頭ない』
店「その意気だ！ 彼女さんもいい彼氏を持ったもんだな！ ちゃんと護ってくれそうじゃねぇか！」
もうセブルスは彼氏彼女がどうのこうのは放っておくことにして答えていたが……Aのまさか返答に、今度はセブルスが顔を赤らめる羽目になるとは知る由もなかった……。
『えぇ！ しっかりと護ってくれて頼れる素敵な男性を見つけられて良かったです！今では自慢の彼氏ですから！』
店「熱々だねぇ！ 君達なら結婚も夢じゃないな！ 最高のカップルだ！」
2人の会話にセブルスは開いた口が塞がらず唖然としていた……。
顔を真っ赤にしたセブルスを見たAと店主は揃って笑う。恥ずかしいではないか……。
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れな - 喧嘩からの仲直りが見たいです！！よろしくお願いします (2019年12月2日 19時) (
レス) id: 67c02d32d4 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - ツクモハヤトさん» カッコイイと言って貰えて嬉しいです！ 私も貴方様を応援しておりますのでこれからも頑張ってください！ 次の更新も楽しみにお待ちしております。 (2019年8月25日 5時) (レス) id: 15edb1bd77 (このIDを非表示/違反報告)
ツクモハヤト(プロフ) - とっても面白かったです！これからも応援しておりますので頑張ってください！翡翠様の書かれるスネイプ教授かっこよくて大好きです。宣伝もありがとうございます！ (2019年8月23日 14時) (レス) id: 024c6d9776 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 x他1人 | 作成日時：2019年8月9日 14時
