パピコ�� ページ12
吾輩が悪い訳では無かろう…。
だと言うのに何故こんなにも罪悪感を感じているのだ！ あんなに悲しそうな顔をしながら出て行かんでもよかろう！
イライラとしたまま地下を出て職員室へ向かおうとする途中…見てしまった。
ルーピンとAが先程のパピコ？とやらを仲良く食べている姿を＿
自分は拒否した身なのだから気にせず目的地に向かえば良いものを……何故か吾輩は目を離さずにいた。
ルーピンを眺めているAに酷く苛立ちを覚える。
何故傾けたまま静止しているのだ貴様……やはり垂れたでは無いか全く…。
母のような事を思いながら見ていると、衝撃的な所を見てしまった。
ルーピン……貴様、今ハンカチをポケットの奥に押し込んだな？
無意識のふりをしてアイスを指で取るとはな？昔から計算高い男だったが、まさかそこまでだったとは＿
やはり無意識だと思ってAもあまり気にしていない様子である。
……控えめに言って土に還れルーピン
まだ気にせず食べようとしているAに自分の中で何かがプツリと切れてしまった。
ズカズカと2人の元へ近付き驚いているAの腕を掴むと、容赦なく腕をひいて地下へと連れていく＿
『セブルス？！』
ス「来い。」
ルーピンも何か言っていたが気にしない、今はAだ。
バタンと扉を閉めて自室のソファに放り投げるとAから文句が聞こえてくる。
『荒々しすぎないかしら？』
ス「五月蝿い、黙っていろ。」
頬を膨らませ子供のように不機嫌さを表しているAに呆れつつ隣に座ると今度は、キョトンとした顔に変わった。
『どうしたの？そんなに不機嫌そうな顔して』
ス「吾輩でなくても良かったのか」
頭の上に”？”を浮かべたAはすぐに理解した様な素振りを見せる。
『本当はセブルスが良かったのよ？でも、自分の元生徒が食べたそうにしてたから、まだ残ってるしいいかと思ってあげたの』
彼女の生徒への優しさが果てしないものである事は知っていたが何とも不快だ。
ス「丁度今、甘いものを食したいのだが。」
『あら！じゃあパピコもうひと袋持ってくるわね！』
スタスタと部屋を出て、直ぐに戻ってきた彼女の手には先程の袋が握られていた。
『はい半分！』
ス「あぁ……意外と美味いな。」
でしょ？と嬉しそうな彼女を見ながら食べるアイスは先程より至極甘く感じた＿
アイスにより冷たくなった手を見て、ふと悪戯心が湧いてしまった吾輩は、彼女の首元を触る。
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れな - 喧嘩からの仲直りが見たいです！！よろしくお願いします (2019年12月2日 19時) (
レス) id: 67c02d32d4 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - ツクモハヤトさん» カッコイイと言って貰えて嬉しいです！ 私も貴方様を応援しておりますのでこれからも頑張ってください！ 次の更新も楽しみにお待ちしております。 (2019年8月25日 5時) (レス) id: 15edb1bd77 (このIDを非表示/違反報告)
ツクモハヤト(プロフ) - とっても面白かったです！これからも応援しておりますので頑張ってください！翡翠様の書かれるスネイプ教授かっこよくて大好きです。宣伝もありがとうございます！ (2019年8月23日 14時) (レス) id: 024c6d9776 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 x他1人 | 作成日時：2019年8月9日 14時
