２２、過去４ ページ23
僕が孤児院に住むことになって、何年か経った頃、孤児院ではとある噂が広まり始めた・・・・
その噂というのは僕が両親を殺したと言う根も葉もない噂だった・・・・
その噂は次第に仲が良かった千歌の所まで伝わった。
だけど、僕はそれを知っていた・・・・でも、ずっと仲が良かった千歌ならきっと
そんな噂に流されないって信じてた、もちろん千歌も噂が流れているときもずっと
僕の近くにいてくれた・・・・あぁ、千歌は、ほかの奴らとは違うんだとあの時の僕は本当に心から
そう思った・・・・だけど、それは、違うとすぐに思い知らされた・・・・
噂が孤児院内に広まり始めて数日が経った頃、その日、千歌に話しかけると何事もなかったかのよう
に、千歌は、僕の前を通り過ぎた、最初はただ聞こえなかっただけだろうと思った、
だけど、それは勘違いだった・・・・それが、わかったのは夜二人で寝るときに、珍しく
千歌が僕の肩を揺らしてきた・・・・
A「なに・・・・？千歌・・・・」
千歌「双葉・・・・あのさ・・・・聞いたよみんなから、お前が俺のお父さんとお母さんを
殺したんだろ！！なんで・・・・なんで、そんなことしたんだよ！！僕の父さんたちがなんかしたか
！？してないだろ！！なんか言えよ！！・・・・・嘘だって・・・・・そんなことしてないって言え
・・・・信じたくないよ・・・・お前がそんな奴だったなんて・・・・」
A「えっ・・・・そんな・・・・僕そんなの知らない・・・・そんなことしてない・・・・
信じて千歌・・・・」
千歌「僕だって信じたくないよ・・・・でも、証拠もあって・・・・もうすぐ、孤児院の人たちが
お前をここから追い出すって・・・・警察に突き出すってさ・・・・だから、僕と双葉は親友だから
・・・・僕は双葉を信じる！！だから、今から、逃げろ！！きっと、今なら大丈夫！！双葉なら
できる！！逃げろ！！」
A「でも・・・・やだよ・・・・僕・・・・千歌と離れるの・・・・・」
千歌「何言ってんだよ！！逃げないと・・・・お願いだから・・・・双葉に死なれたくないんだよ
・・・・うぅ・・・・」
そうして、僕はその日孤児院から逃げることになった・・・・
・
・
これで、ひとまず過去編は終了ですね！！
でもでも、みなさん千歌のこと忘れてはいけませんよ！！
あとで、ストーリに関与していきますから！！どうか、覚えていてあげて！！
では、次からついに本編再開！！お楽しみにー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 44人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
朱桜 時雨 - この話とても面白いです！えっと｢11、完成｣の場面でゆうたが｢高2｣といっていますが双子はまだ高1ですよ。とても感動しました (2016年12月24日 17時) (
レス) id: 0f33015d0d (このIDを非表示/違反報告)
明日今日(プロフ) - あのこみさん» あのこみさん、感動していただけて、とっても嬉しいです！！もう、書いてるとき感動させられるかなーって不安だったのでそう言っていただけると嬉しいです！！ありがとうございました！！ (2016年4月17日 23時) (レス) id: 57b9661c71 (このIDを非表示/違反報告)
あのこみ - マジ感動した！ (2016年4月17日 22時) (レス) id: 640812da45 (このIDを非表示/違反報告)
明日今日(プロフ) - オワタさん» オワタさん、いつもコメントありがとうございます！！ (2016年3月21日 22時) (レス) id: 57b9661c71 (このIDを非表示/違反報告)
オワタ - (＾＾)ｂ (2016年3月20日 18時) (レス) id: 8f905062d1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：明日今日 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rururiri1/
作成日時：2016年3月8日 20時
