43話【。(._.`。)】 ページ49
〜NOside〜
あれから一週間後。
とある崖の上に、二つの一族が集まっていた。
一つは“愛の一族”と称される千手一族。
もう一つは“写輪眼”を持ち、遠くの地まで名を響かせているうちは一族。
柱「本当に夢のようぞ・・・!!」
マダラ「いつまで言っている。ったく・・。」
一族全員が、それぞれの思いを胸に、自身を引き連れている長を見据える。
長自身も、期待と若干の不安を隠しきれてはいないようだが、それでいて笑っていた。
柱「さて・・。
千手一族族長、柱間。この場を借りて、うちは一族と協定を結び、共に生きることを誓う。」
マダラ「うちは一族族長、マダラ。この場を借りて、千手一族と協定を結び、生涯において協力し合うことを誓う。」
二人はそれぞれ誓いの言葉を述べ、固く握手を交わす。
その瞬間に、大歓声。一族の者が皆、族長と同じように相手と握手を交わす。
イズナ「・・あーもう!!これなら認めるしかないじゃん馬鹿!!」
イズナも遂に折れ、大声で叫び、千手の方へまさかのダイブ。
イズナ「うちはイズナ!これから宜しくお願いします!!!」
扉「声がいちいち大きい!もっと抑えろ馬鹿が!!」
柱「はは!賑やかぞ!」
マダラ「そうだな・・・。」
今までの戦争は、恐らく・・嫌、絶対に無駄ではない。
戦争があったからこそ柱間と会うことができ、戦争があったらこそ今の平和がある。
今まで死んでいった仲間には悪いが、せめてあの世で幸せに暮らしていてほしい。
ーーーそんな幸せ、続く訳ないのに。
どこからか聞こえてきたその笑い声に、誰一人気付くことはなかった。
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猫宇森(プロフ) - 初めまして! 小説読ませてもらいました。とっても面白くて続きがとても気になります〜。これかえあもがんばってください 応援しています! (2015年1月31日 22時) (レス) id: eb7e86579a (このIDを非表示/違反報告)
瑠乱(プロフ) - エレナさん» そう?うちの学校はそれで話題だよ? (2015年1月10日 19時) (レス) id: 48efd80fb8 (このIDを非表示/違反報告)
エレナ(プロフ) - 瑠乱さん» 実写化するの!?初めて知った・・・。 (2015年1月10日 18時) (レス) id: 7897fa9c83 (このIDを非表示/違反報告)
瑠乱(プロフ) - エレナさん» 嬉しい! ナルト、実写になるって知ってるかな? そしたら詳しく教えてくれる? (2015年1月10日 16時) (レス) id: 48efd80fb8 (このIDを非表示/違反報告)
エレナ(プロフ) - 瑠乱さん» ありがとう!!頑張っていくぜ!!もちろん覚えてるゾ! (2015年1月9日 16時) (レス) id: 7897fa9c83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エレナ(メリケン) | 作成日時:2014年8月24日 23時