検索窓
今日:14 hit、昨日:14 hit、合計:64,868 hit

第1章 巻き込まれた加害者 ページ1

七時を回った校舎に 2人の男子生徒の影が映る
「緑間はまだ黒子のことを認めていないのか?」
「まさか、とっくに認めているのだよ」
「ならばいいじゃないか黄瀬くらいに分かりやすくても」
「だが、ポジションがアイツと被っているのだよ」
「あぁ、灰崎か」
「素行は悪いが、実力は上だ」
「いや、少し違うな。黄瀬の成長速度は灰崎の比ではない。 もう用済みだ退部を進めよう。」
隣の男の冷たい瞳に 緑の男は別人の様な存在を感じていた。
「む、 すまないが教室に忘れ物をしたのだよ。先に帰っていてくれ」
「そうか、分かったよ。じゃあまた明日」

そう言って、緑の生徒は赤の生徒と別れ
自身の教室である四階へと引き返した

階段を登る途中にふと今日のおは朝の占いが頭によぎった

最下位はごめんなさい、かに座のあなた!
遅くまで職場に一人で残らない方がいいかも、 大変なことに巻き込まれそう!
ラッキーアイテムは マリーちゃん人形!

マリーちゃん人形は、 何年も前に販売が中止されて 知人にあたったが用意することが出来なかったのだ。
時間も七時を回った、 急いで帰ろうと足を早めた。
教室から忘れ物を取り廊下に出る。
普段の教室も誰もいないと不気味に感じるものだ。
教室は階段から1番遠い場所だったため
廊下の中盤に差し掛かった時
ブルリと寒気がしたと思った瞬間
廊下の電気が一斉に消えた
真っ暗になったと思った瞬間
とっくに太陽は沈んだはずなのに、夕日に
照らされた様なオレンジ色の光が窓から差し込んだ。
あまりの非現実に 流石の男も恐怖を感じた。
早くここから出ようと思い足を前に出した時
コツンと 何かがあたった

第1章→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
40人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:杏子メロンパン | 作成日時:2019年3月14日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。