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四十五話 ページ47
藍香SIDE
部活見学か。
取り敢えず興味が有るのから行ってみよう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ゲーム研究部か軽音楽部かな。
でも演劇部も捨てがたい。
うぅ・・・・・・最初は軽音楽部にしよう。
ひなたに案内して貰ったから、行けるはず。
うん、きっとそう。
〜数分後〜
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うん。
見事に迷った。
いや〜ここまで見事に迷うものだな。
燐音さんやニキくんと出掛けたときもここまででは無かったな。
3-Aの時は寝たらすぐ着いたし寝ようかな。
・・・・・・・・・うん、現実を直視しよう。
はい、まずここはどこでしょうか。
あ、2-Bって書いてある。
ここの人に聞けば分かるかな…。
・・・・・・・・・・・・・・・ダメダメ、人に関わらないように決めたのも、嫌われようとしたのも、私。
頼らないと決めたのも私。
晃牙「おい」
う・・・・・・・・・でも迷うし。
現に迷ってるし・・・・・・。
晃牙「おい!」
うぅ・・・・・・聞こうか聞くまいか・・・・・・。
晃牙「聞こえてんのか!?」
でもな・・・・・・。
晃牙「話し掛けてんだろうが!!!」
藍香「ひゃっ・・・わっ・・・・・・・・・吃驚したぁ」
晃牙「返事できねえのかよ!」
藍香「はい?出来ますよ?それで、何かご用でしょうか?」
二年生のえっと・・・おお・・・かみ?先輩だよね。
晃牙「お前・・・転入生の天音藍香だろ?ここら辺うろついてなにしてんだ?迷ったのか」
確かに・・・・・・・・・端から見れば多分不審人物だよね。
藍香「はい・・・軽音楽部の活動場所に行きたいんですけど」
ま、都合よく案内してくれるわけ・・・
晃牙「軽音楽部の活動場所?あぁ、それなら俺様も行くところだったし、案内してやっても良いぜ」
藍香「・・・!本当ですか!有り難うございます。えっと・・・おおかみ先輩?」
晃牙「俺様は孤高の狼だからな!じゃぁ行こうぜ!」
テンションの落差・・・・・・ふふっ面白い先輩だな
藍香「はい!」ニコニコ
晃牙(だーもう、何だよ調子狂う!・・・・・・顔、赤くなってねぇよな)
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作者名:エル | 作成日時:2022年9月29日 20時