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二十二話 〜過去編3〜 ページ24
幼なじみのお話
昔、あるところにとても仲の良い小さな女の子と男の子がおりました。
二人は兄妹のように育ちました。
男の子が偶に女の子を束縛する以外では。偶に閉じ込める以外では。
それでも女の子は不審に思いながらも、やはり兄のように慕っていたのでした。
しかし二人は、女の子の両親によって、離れ離れになってしまいました。
きっと、共依存一歩手前。
離してくれたほうが、良かった。
女の子は、過去を振り返ってそう言いました。
そう言いながら、意味のない妄想を、願望を心の中に閉じ込めていました。
いつか会えると、病んでない男の子と、なずなと笑えると意味のない願いを心の中に留めていました。
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作者名:エル | 作成日時:2022年9月29日 20時