関西弁とお嬢 ページ26
side.貴方
tn｢あ、そうだ。お嬢｣
うっ…トントンさんにもお嬢って言われると…なんか…気難しい…(
gr｢?どうした?気難しい顔して…｣
『いや、なんか…お嬢って呼ばれるの、気難しいな、って…』
気恥ずくなり目を逸らせば頭上から間の抜けたような声がし、その後に父さんの笑い声が
gr｢くふふふ…ふふっ…wなんだｯwそんな事か…w｣
『な…!!そんな事かって…!!そんな笑わんくても…!!…ぁ』
ついむっ、となってしまい関西弁が出、慌てて口を押さえるも時すでに遅し
gr｢む…?お前関西弁だったのか…｣
syp｢幼女……関西弁………有り()｣
kn｢おー!そっちの方がええんとちゃう?｣
os｢んふふ…やらかしちゃっためうね、セラちゃん｣
tn｢無理に標準語使てたんか…気づかんくてすまんなぁ…｣
『や、あの…!』
私から関西弁が出た事により周りの人達がわらわらとこちらに寄ってきては言いたい放題好き勝手。何とかしようと声を発したところマンちゃんが肩に手を置いてきた
os｢Aちゃん、さっきも言うたやろ?此処にはそんな事言う輩はおらんって。やから、普通に喋ってええんやで?｣
にこりと微笑んだマンちゃん
その言葉が心に残っていた黒いモヤを少し晴れさしてくれたようで、少し軽くなったような気がした
『…うん。ありがとう、マンちゃん』
os｢めう!｣
また可愛らしい笑顔で頭を撫でられれば自然と自分の頬も緩む
ホンワカしたその空気はとても心地が良かった
が、
gr｢…は?"マンちゃん"…?｣
その空気は父さんのド低音と共に消え去った
ふるふると肩を震わせている父さん
いや何怒ってんの…
そんな事を思い、その様な視線を向けていれば急に顔を上げる父
gr｢A!!｣
『な、何…』
gr｢父さん、やなくてグルちゃんが良い!!｣
『…はぁ?父さんは父さんやけど…』
gr｢嫌だァァァァァ…｣
『えぇ…』
急に顔を上げて自分の名前を呼ぶものだから何事かと思えば父さんじゃなくて、グルちゃんにしろと…そして否定したら否定したでのたうち回るなぁ…
そんな様子の父に呆れ返っていれば誰かの手が自分の肩に乗っかる
『…?あ、鬱さん…』
ut｢Aちゃん、此処はもうあだ名で呼ぶしかないと思うよ…｣
そう苦笑して言う鬱さん
…父さんでいいや
ut｢ふｯ…w君も中々頑固な子やね…w｣
…どうやら顔に出ていたらしい
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白狐(プロフ) - 咲兎さん» ご指摘ありがとうございます!!!マジで助かりました…() (2020年5月1日 22時) (
レス) id: 3a2a306946 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - メガネザルさん» マジすか?!ありがたや…!!更新頑張りますね!!!ありがとうございます!!! (2020年5月1日 22時) (レス) id: 3a2a306946 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 海さん» あらら…更新頑張りますね!!!! (2020年5月1日 22時) (レス) id: 3a2a306946 (このIDを非表示/違反報告)
咲兎 - 作中に登場したオレンジスペサルトアマメジストですがおそらくオレンジスペサ"イ"トアメジストだと思われます細かくてすみません (2020年3月27日 6時) (レス) id: 5668b7b1d8 (このIDを非表示/違反報告)
メガネザル - 一気に読んじゃいました！ 更新頑張ってください！応援しています(*´▽｀*) でも体調とか優先してくださいね！ (2020年3月17日 0時) (レス) id: 0fa97ad5d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白狐 | 作成日時：2020年1月5日 17時
