心配 ページ18
side.貴方
os｢戻っためう〜｣
tn｢おうおかえ…なしたんその太ももの傷｣
gr｢は?｣
ゆったりとしたマンちゃんの歩みに心地良さを覚えていれば襖を開けつつ、戻った報告をしたマンちゃん
トントンさんが此方を見たと同時に2度見して太ももの傷の事がバレた
まぁそりゃそうだよね…
するとその声に反応したグルッペンさんが恐ろしい形相で、椅子に座らせてもらっている私とマンちゃんの方を見た
ひぇ…
os｢嗚呼…グルッペン、そんな怒らんで。ちょっと油断しとって、観光客に切られてん…今回は俺が悪かっためう…｣
しゅん、とした様子を見せたマンちゃん
私はしんぺいさんの治癒を施してもらいつつマンちゃんとグルッペンさんを交互に見ていた
sn｢…はい、終わったよ｣
『ありがとうございます、…』
小さく呟くように言えばしんぺいさんはにこりと微笑み頭を撫でられた
撫で終わられれば、椅子から立ち上がりゆっくりとグルッペンさんの方へと向かった
gr｢…A｣
『…顔、顰めっ面してるよ。皺深くなる』
手を伸ばして顰めっ面のグルッペンさんの眉間の間を両手で解す
やや不服そうな雰囲気を醸し出しているが、さっきよりはだいぶマシになった
『…今回は、私の不注意でもあったし。マ…オスマンさんだけが悪いわけじゃない。だから、そんな怒らないであげて』
そう言っていつの間にか俯いていた顔を上げてグルッペンさんを見る
だが、その顔は何故かとても驚いた様な表情をしていた
そしてふっ、と微笑んだ顔をした後、自分の頬へと両手を添えられた
gr｢やっぱりお前には敵わん気がするなぁ…｣
そう笑いつつ額にキスを1つ、落とされた
tn｢な、グルさん…?!｣
ut｢いや今のはあかんやろ…｣
rb｢グルッペンが乙女心を踏みにじった…｣
ht｢Aちゃん、フリーズしてんじゃん…｣
syp｢グルッペンさんずるいっすよ｣
ci｢あー!Aちゃんのファーストであろうキスがぁー!!｣
tn｢チーノ、煩い｣
『…へ』
ぶわぁ、と顔が熱くなって口を噤んで、周りの人がわいわいと言っているが一言も耳に入らない
gr｢おや、顔が赤くなっているようだが…なんでオスマンの後ろへ隠れる｣
『……』
そそくさとグルッペンさんから距離を取ればマンちゃんの後ろへと隠れる
頬を膨らませて怪訝な雰囲気を放てばゾムさんに頬をつんつんと弄られる
zm｢…グルッペン。Aご立腹やで?｣
態々言わんといてやぁ…!!
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白狐(プロフ) - 咲兎さん» ご指摘ありがとうございます!!!マジで助かりました…() (2020年5月1日 22時) (
レス) id: 3a2a306946 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - メガネザルさん» マジすか?!ありがたや…!!更新頑張りますね!!!ありがとうございます!!! (2020年5月1日 22時) (レス) id: 3a2a306946 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 海さん» あらら…更新頑張りますね!!!! (2020年5月1日 22時) (レス) id: 3a2a306946 (このIDを非表示/違反報告)
咲兎 - 作中に登場したオレンジスペサルトアマメジストですがおそらくオレンジスペサ"イ"トアメジストだと思われます細かくてすみません (2020年3月27日 6時) (レス) id: 5668b7b1d8 (このIDを非表示/違反報告)
メガネザル - 一気に読んじゃいました！ 更新頑張ってください！応援しています(*´▽｀*) でも体調とか優先してくださいね！ (2020年3月17日 0時) (レス) id: 0fa97ad5d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白狐 | 作成日時：2020年1月5日 17時
