目覚め/#.youside ページ44
『ほんま、懐かしいわ…』
あの後一通り騒いだのち、全員リビングに向かわせた。…少しだけ2人にさせて欲しかったから
亜麻色の髪の毛にするりと指を通す。透き通るような髪質は昔から変わっていないようだ。そのままゆるゆると頭を撫でていれば彼が身じろぐ
em｢ん、………？｣
『…あ、起こしてしもうたかな。おはよう、エミさん。気分はどうやｯ…？！』
彼の瞼がゆっくりと開かれぼぅ、とした顔を此方に向けられ、優しく声をかける。ペットボトルの水を渡そうと思えばグンッ、と強い力で引っ張られ容易く彼の腕に収まってしまう
em｢…………ほ…｣
『へ、？』
em｢ｯ…あほ、！！バカ！！何でｯ…あんな無茶したんですか…！！言ってくれれば良かったじゃないですか…！なんで、そんなに自分大事にしないですか…、！何度、"貴方を探したか"…！｣
彼は震える声で必死に俺に問う。俺を抱き締める腕には力が入っていた
エミさんの言葉にはらりと涙が溢れる
『…ごめん、なさい、…ごめんなさい、』
em｢…もう、あんな事しないでください。これは、私からのお願いです…｣
『っ…うんｯ…』
俺はエミさんに抱き締められたまま子供のように啜り泣いた
ｶﾞﾁｬｯ
『…みんなー、エミさん起きたで』
tn｢え、ほんま…ってなんでそないに目ェ腫らしてるんや！！｣
ut｢ふぁっ？！ちょ、蒸しタオル！！｣
sha｢誰にやられたんや｣
syp｢エミさんですか？エミさんですねわかりました処してきます()｣
『ちょちょちょ、すとっ…』
俺が扉を開けば目が腫れてるだあーだこーだでエミさんを処しに行こうとしたショッピくん。ストップをかけたその時、後ろから声がかかった
em｢泣かせはしたけど虐めてはないわ。早まるんやないで、ショッピくん｣
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白狐(プロフ) - 夜の町さん» マジすか?!ありがとうございます!!無理しない程度に頑張りますね!! (2020年5月20日 11時) (
レス) id: 08db4b3f0e (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - レンさん» あ"ｯ…良いかも()そのご意見参考にさせてもらいますｯ!!!()ありがとうございます!! (2020年5月20日 11時) (レス) id: 08db4b3f0e (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - くずをさん» ありがとうございます!!もっと評価されるように頑張ります!!! (2020年5月20日 11時) (レス) id: 08db4b3f0e (このIDを非表示/違反報告)
夜の町(プロフ) - 読んだ瞬間心いぬかれました。はい。更新、無理は言いません。頑張って下さい！ (2020年5月19日 22時) (レス) id: af5663f329 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - 竹刀ww…顧問は軍曹さん？？！…… (2020年4月15日 19時) (レス) id: 784374d164 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白狐 | 作成日時：2020年2月3日 9時
