今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:1,936 hit
小|中|大
53話 ページ9
その後すぐに笠松さんと別れ、2人きりになった。
森山「にしても、意外だったな。まさか笠松が認めるなんて」
『もっとこういうの厳しいのかなって思っちゃってました』
女の子苦手だし。
(森山さんのファンの人とかに変なことされたりしないかな…って考えすぎか)
………
き、気まずい…何話せばいいんだろう…
と、一瞬森山さんの手に触れた(触れたと言うより、かすった?)。
『あ、ご、ごめんな…!?』
慌てて離した右手を、森山さんがぐっと掴むと、手を絡ませて繋いできた。
『も、森山さん!?な、何考えて…』
森山「付き合ったら2人の時は恋人繋ぎだろう?」
『いや、まぁ、そうですけども!!』
森山「嫌…なのか?」
『ぐぬぬ…嫌、ではない…です』
森山「なら、このまま帰ろう」
『森山さんは恥ずかしくないんですか…?』
森山「少しだけな。でも、Aだからいいかな」
この人…意外とずるい…
(まぁ、そういう所に惹かれたんですけどね!!!)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
7人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:怜花 | 作成日時:2020年10月13日 2時